あまり筋力や心肺機能に負担の掛からない、ドリルや動き作りが練習の大部分を占めている学校がある。楽しそうであるが、スピードの持久力はどこでつけるのか、パワーは?と余計な事を考えてしまう。楽な練習が楽しい練習で、苦しい練習は辛い練習と、時々見ている部員に思われないかと心配な時もある。(幸い自分達の練習に誇りを持っている者が多く嬉しい限りであるが)楽しい練習とは、部の雰囲気が良く、部員の仲がよく、まとまりのある部で元気があれば楽しい陸上部になると思う。指導者はマンネリ化しない様にトレーニングに工夫し常に興味を持たせること、(これが一番難しいが)指導者の努力なしに選手の向上は無い。何処かの、誰かの、サル真似して練習している学校には負けたくないと思い、最っといい練習が有るはずと60才過ぎても研究し考えている自分にはまだ、「これだ」と言うものは見つかってはいない。能力・性格・の違う個人に焦点を合せれば何億という指導法が有るはず、私の友人、仲間達とジックリ話してみたいと思う。