練習休養日の日でも朝練習はやります。朝練習はドリルや基本の動きと中長距離は5キロ以上のランニング、投擲は基本動作とウエートトレーニング的なものをしています。放課後の2時間では主練習にすぐ入らないと時間内に終わりません。よくドリルはやらないのですか、とか、腿上げ的な基本の動きはやらないのですか、とか聞かれますが、九里陸上の主練習だけを見ていれば質問したくなるのが当然かも知れません。指導者は、メンタル面を含めて部員の短所長所を見抜けないと向上させる事は難かしいものです。本気で欠点を直す努力をしている部員は向上が早いのは確かです。東北各県の県高校新人大会は今週中に実施されます。面白いのは宮城県です。明日から始まり(火曜日~金曜日)4日間です。(4日間なのは地区大会がなく即県大会だからです)土・日を使わないのは今年に限った事ではありません。他の5県は今週末がほとんどです。どんな小さな大会でも思うことですが、あまり練習もしていない学校や練習もせずに素質だけで競技している選手に負けた時ほど悔しい事はありません。勝つ為には練習しかありません。努力して向上すれば喜びは大きなものとなります。服装や頭髪のだらしがない選手にも負けたくはありません。真面目に真剣にやっている学校が強くなければならないのだと思います。宮城県の仲間の学校の皆さん頑張ってください。東北新人大会の北上で会いましょう。
東日本大震災が起きてから間もなく半年になります。我が家の崩れた瓦はまだ当時のままですが、あちこちで修理が進んでいるが見られますので間もなく業者が来るでしょう。言われていた「修理まで3年」はないと思います。伊達市内や隣町には仮設住宅が600戸以上も出来てス―パーなどは前より賑やかになった気がします。復興は確実に進んでいますし、日に日に放射線の値も低くなっていますが、陸上競技だけを見ると取り戻せないものが(大会中止・練習の制限・選手の分散等)福島県をトップに宮城県や岩手県にはあります。陸上競技が生きがいであり、陸上競技が生活の一部となっていた若きアスリートと指導者の心は言葉に出せない焦燥感(いらだちとあせり)があったと思います。「山形県や秋田県・青森県のほとんど」は震災当初は大会が中止になったりしたものの、すぐに通常の大会が出来たばかりではなく、練習や合宿まで出来て幸せです。福島県などは現在も放射線に揺れています。沿岸部の高校生や中学生のほとんどが会津地方や他県に流れています。米沢の競技場で練習していた福島市のアスりートも4・5月には数十人規模で来ていました。今朝の伊達市の放射線量は0・58マイクロシ-ベルトパ―アワーでした。来春の甲子園大会目指している近くのSK学院高校の野球部は秋大会も優勝候補です。昨夜は23時までグランドにライトがついていました。今日は練習休養日です。夜に又書き込みます。