九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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強制練習の中の自主練習。

2011年11月03日 19時24分19秒 | 部活(投稿者・忍者)
朝のうちは雨降りでしたが、練習開始の9時には曇り空ながら風もなく穏やかな日となりました。今日は種目練習の日です。中長距離ブロックを除き、一連の流れの後は各自が自主練習と同じく自分の種目の練習に取り組みました。高校生の多くは、指導者がスケジュールを決めて内容を強制的に取り組ませている学校が(強いと言われている学校の)ほとんどですが、自主性が育たない頼る部員が多くなる事も多いものです。反対に指導者が陸上競技そのものに疎い(うとい)と、毎日が自主練習の様なもので、自分で練習内容を考えて取り組むしかありません。そんな選手が強くなることは見たことがありません。つまり、高校生の80パーセントは指導者が指導内容を決めて取り組ませないと強化は出来ないし、ある面で自ら取り組む意欲がないと「やらされてやる陸上競技」となります。今日の九里陸上は全員が積極的に取り組み、2時間半と言う時間が瞬く間に過ぎてしましました。指導者の方はあちこちに移動して部員指導をするので大変になることは確かです。種目練習をすると部員の動きややる気、そして人間性までもが見えてくるので大切な練習です。午後は体幹トレーニングに行かせました。私は用事があり参加できませんでした。どうであったのか、明日にでも部員に聞いてみたいと思います。東日本実業団駅伝大会、男子の初出場「南陽市役所」は14位(22チーム中)で全国大会出場となる13位までにあと一歩でした。女子の方は、前監督で櫻井先生がいた日立製作所は昨年に引き続き12位の最下位。外人を使っても11位とは2分以上も差がありました。櫻井先生が去った後の日立は、東日本も、全日本も、最下位以外はありません。指導者の差は実業団であっても歴然としていました。
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