晩秋から初冬へ。季節の移り変わりは正直です。日に日に厚手の物を着る事が多くなりました。テスト前の学習強化期間でテスト終了日まで練習指導はありません。私としては今年の九里陸上についてジックリ振り返って見る機会だと思っています。37年連続インタ―ハイ出場と言う金字塔を成し遂げ、国体やユ-ス大会で上位入賞者を出し、更には、来年に結びつく1年生の活躍は目を見張るものがありました。2年生石河遙香の病気からの復活も大きな喜びです。一人一人に声をかけながら人間教育を大切にして行く「ビリ哲学」の成果である事は言うまでもありません。競技力だけを高めようとしても限界があることは、HBG指導者ならば誰もが認める事だと思います。ガッツと根性だけで競技しても長続きはしません。理念を同じくしているHBGメンバ-6校の毎年の活躍が大きな自信となっていることは事実です。個人差はあるものの日に日に成長して行く部員達に限界はないと信じています。帰省したり、土・日・祝日・になると必ず卒業生が会いに来るのも他校には見られないことかも知れません。「やれば出来る」モット-を生かし来年度に向けて新しいものを見つけて取り組みたいと思います。