京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 4歳児のアート… 

2010年04月03日 | HALL家の話
        

なにげなく新聞を見ていて目に留まった写真、どこかで見たなあと…。
 
最近、娘がクイーンズランドのアートギャラリーに行った話しを、へえ~と言う思いで聞いた。珍らしい。
リサイクルカップ、トイレットペーパーの芯、針金、アイスの棒…などが集められた山。そこから自分で好きなものを選び自由に組み合わせての創造性発揮の場。「ジェシーがするの!」と、母親の手助けを完全に拒否して仕上げた作品は「ヘリコプター」、だそうだ。

            

ひとり5枚ほどのシールを大仏の型にペタペタと貼ってみる。Jessieの顔を隠しているのは天井から吊るされた柔らかなたくさんの紐だとか。
子ども自身が活動できるギャラリーだったことで、満足度は高かったと喜ぶ。

  

この鹿の作品が新聞に。
「クリスタルガラス球で覆われた体調約2.5メートルのシカのはく製。見る角度によって多様に映し出されるが、全体を直接見ることはできない」

「京の新鋭」として、彫刻家の名和晃平(1975-)さんが紹介された。
デビュー10年「現代感覚あふれる彫刻で注目を集めている」とある。「PixCell」(ピクセル)と名付けた作品群。昨年東京の個展で反響を呼び、ガラス球を貼り付けたもの、液体に浮かぶ泡、不透明な発泡ウレタンの作品もあるそうだが、現在、作品はオーストラリアに出品中・・・。

そうか、これに出会えたというわけだ。でかした、と言うのもへんか…。奇妙な縁?
なんでもよろしい。子供にとってどこで何が幸いするか。もっともっと連れ歩いてやってほしいものだ。やはり、「でかした」と言いたくもなる…な。
コメント (9)
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