京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「27日 空港へ」

2015年01月27日 | JessicaとTylerの日本滞在記


今朝、Tylerは起きてきて一番に「2、7」「好き」「たんクン3歳」と。カレンダーの数字を読み上げたのでした。ちょうど好きな数字だったようです。今日はオーストラリアに帰国する日。カレンダーにもJessieの文字で書きこんであります。
 27 「空港へ」
 28 「Brisbane とうちゃく」

大きな大きなスーツケース、機内持ち込み用に詰め込んだバッグ、さらに子供たちにもそれぞれのリュックやバッグ、山のような荷物を携えて関西空港へ。おまけに、空港では二日前に宅配便で荷だしをした段ボール箱の6箱を受け取り、チェックインの手続きです。あきれるやら人目が恥ずかしいやらの大荷物。預けてしまえばすっきりですが、ケアンズで乗りついでブリスベン空港に向かいます。
無事な到着を祈りながら、気が抜けるほどの静けさを味わっています。

Jessieは29日から、日本よりも一足早く4年生となって登校です。
私も少しづつこれまでのペースを取り戻して…。
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 舞妓はジェシイ

2015年01月26日 | JessicaとTylerの日本滞在記


25日の日曜日は大の仲良しAちゃんのご家族に誘っていただいて、嵐山で舞妓体験をしてきたJessieでした。スタジオ内と庭先のセットで写真撮影。スタジオから外へ出て人力車に乗って嵯峨野の竹林コースを回り、その際には車夫の方がカメラマンをも兼ねて…。たくさんの写真が手元に残りました。
スタジオでの写真の中から5枚がアルバムとして編集され、またその他すべてがCDに保存されてありました。

「芸能人並みの人気だった~! みんながなぁ、あっちやらこっちやら上やら下やらからなー、100人ぐらいがカメラで撮ってくれたわ~」
「これ見てみて!!」
玄関に姿を見せるやいっきにまくしたてるハイテンションで、興奮気味に袋からアルバムを取り出すJessieです。映画「舞妓はレディ」の動画をネットで見、歌を口ずさみながらこの日を待ちました。「将来はモデルになりた~~い」って…。

  
私はと言えば、国際アンデルセン賞を受賞された上橋菜穂子さんによる記念講演会に参加。『物語との旅路 ―作家になるまで、そして、いま―』と題されたお話でした。昨年8月9日、NHkの番組で初めて拝見した上橋さん。この日は台風情報を気にかけながらの、「雨の日の儲けもん」ともなった番組だったのを覚えています。

明日、夜の便でオーストラリアに帰ります。
ダディにはすでにメールに添付して写真を送ってあります。これらの写真を見てどう思うのでしょう…。「可愛いわが娘、心配だからもう日本へやるのは来年からやめておこう」な~んてこと思うかな?と みなで笑っています。Tylerも風邪ひとつひかず日本での冬を過ごしました。
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 心に花

2015年01月18日 | JessicaとTylerの日本滞在記

 花屋さんの前を通り過ぎようとしたとき。
「なんかにおいがするねー。おはなのー」

何事につけても存在をアピールする負けん気と純真そのものが同居した3歳児。なんと嬉しいことばを聞かせてくれるのかと、思わず後ろを歩くTylerを振り返った。草木は物を言う…と言う。彼に物を言った花はなかったろうか…。何か語りかけてくれてはなかったかな。

      

先日掲載されたJessieの文章を、横長に切り貼りしてラミネート加工。お別れ会での担任の先生からのプレゼントだった。
お心遣いが嬉しく、また、赤い台紙が春の明るさを感じさせ温かなものにつつまれている。

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 忘れた頃に

2015年01月15日 | JessicaとTylerの日本滞在記


今頃になってですが、クリスマスに書いたJessieの文章が朝刊に掲載されました。

日本に居ると、どこへ行っても「ホール ジェシカさん」で呼ばれ、自分で表記する際にも「ホール ジェシカ」です。「ホール」が日本名の姓に当たるということ、新聞社から確認の電話をいただきました。紙面では「ジェシカ・ホール」となっていました。

電話をいただいたというだけで、その時点で大喜びしてしまいました。迂闊にも、いささか喜びすぎました。翌朝のJessieの落胆ぶりときたらありません。もちろん私たちも同様です。数日待ちました、首を長くして! もう首は伸びきってしまった感があって、誰も口にしなくなりました。
それでもわずかな期待を寄せ続けて1週間。母親が掲載されていることに気付いたのでした。
どこかで見たことある名前!? カタカナ書きでおかしいな…。それが我が子ジェシカの名前だったというわけで、まあそれからが大騒ぎです。
跳びあがって、ぐるぐるはね回りカズダンスを彷彿させる喜びよう。親ガメの上に子がガメが乗って。団子状態で重なり合って! 家じゅうがひっくり返ったような騒動。わけもわからずながら、Tylerもにっこにこ顔で渦中の人となってのおおはしゃぎです。

今回、聴講生として小学校でお世話になるのは明日までです。帰国は27日と決まっています。この間10日あまりは、また別な面で日本での体験を積ませてやりたいと思案中です。向こうに帰ればすぐ4年生。
「嬉しくって眠れそうにない」、そう言いながら「おやすみなさい」と襖を閉めたJessie。日本滞在での素敵な記念ができた思いです。




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 初の映画館

2015年01月12日 | JessicaとTylerの日本滞在記


Tyler、映画館へ。初めての体験をしました。長時間じっとしていることを強いるには無理がある年齢だけに、こうした場所選びは慎重になります。

レンタルしたDVDで「妖怪ウォッチ 1」をみるTylerの表情をみていると、ずいぶんと興味深げに見いっているのが感じ取れました。ゲラゲラポーの歌に合わせて手を動かし、踊っています。飽きずに見ていることだけは、表面上確か…。このぶんなら映画に連れて行っても大丈夫かもしれない。そう判断して、Jessieは彼女の仲良しのお友達Aちゃんを誘い、母親との4人で「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン」映画観賞に出かけることになりました。

「真っ暗で怖くなかった?」
「こわくなかったよー。ねむかった」
 そうは言いつつも、座席で踊り出していたTylerだったようです。
 声が思わぬ方向から聞こえ、キョロキョロ見まわしていたとか。
 大きなポップコーンを買って、3人が分け合って食べたことも嬉しかったようです。

「たのしかったねー、きょう。おやすみー」
 そんな声を残して床につきました。
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 女子駅伝に声援を

2015年01月11日 | JessicaとTylerの日本滞在記

「じっとしてると冷えるから暖かくしていこう」。帽子にマフラー、手袋、それにカイロもしのばせたJessie。準備完了、二人で「皇后杯 第33回全国女子駅伝」を沿道に応援に出た。烏丸丸太町を北へ、往路3区(復路8区)で中学生選手に声援を送ることにしていた。

Jessieより5、6歳大きいランナーを目の前にして、走ることが好きだというJessieはどんなことを感じたのだろう。今夜、日記に思いを書き綴っていたが、気持ちを表現するにぴったりな言葉が出てこないようだった。続きは明日に回すことになる。
苦しい練習を積み重ねて掴んだ晴れ舞台。チームのためにたすきをつなぐ。華奢な身体で精一杯の力を出し切ろうとひた走る姿はとても尊いものに映り、心を打たれるものがある。「がんばれー、がんばれー」、Jessieも身を乗り出すようにして声を掛け、拍手して見送った。


27日にオーストラリアに帰国することが決まった。あちらでは新学年が始まり、4年生に進級する。4月に行われるクロスカントリー大会では6位までに入賞するとブリスベン代表選手への道が開けるのだとか。地区予選を経てのことだが、クイーンズランド州大会、そして全国大会とつづくのだそうな。
いつも2位か3位、ここからの脱却!? 夢は大きく! ひとつひとつの積み重ねの結果でしかないのだが、帰り際には護王神社でお参りをした。大会での好成績を祈願したらしい。

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 「大雪21センチ」

2015年01月03日 | JessicaとTylerの日本滞在記

1日午後から降り始めた雪はあれよあれよという間に積もり、雪合戦に戯れるJessieとTylerでした。2日夕刻から再びの雪で、今朝の新聞では「京都市大雪21センチ」と報じてありました。積雪が20センチを超え、観測史上4番目の記録だそうです。

       
長靴を持ち合わせない二人。靴の中までズックリ濡らしても、あたり一面真っ白の世界に大喜び。ほっぺは真っ赤です。まつ毛にも雪。「雪が降らないかなあ」の願いもかなって、しかもこれほどの雪降りの中で遊ばせてもらうなど、初めての体験でした。

厳しい冷え込みでしたが、三が日も過ぎひとまずホッ。息子も東京へ戻りました。Tylerは、ちょっと用事で出かけたように思っているのでしょう。「たあちゃんが帰って来る」のを待っています。Jessieも早々と寝てしまいました。
学校の始業の日まで、しばらくは「明日はどこ行くの?なにすんの?」が続きそうです。


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 思いまとめて

2014年12月27日 | JessicaとTylerの日本滞在記
今年も残りわずか。

洗濯物を外に出しておくと、いつしか日差しは翳ってしまっていて、時雨た空からいきなりの霰にやられる始末。寒いけれどまだまだ序の口か。「ユき!ユき!」と大はしゃぎのTylerも「あられ」と言うことばをなぞって納得、「雪降るかなあ」と。

日記をつけているJessie。「日本で過ごす日々の記念にどう?書いてみたら?」と言葉を掛けていたが、ようやく新聞の読者欄に投稿をしてみたいと気持ちを固めたらしい。ノートに綴った文章に目を通して欲しいと言ってきた。構成など少しのアドバイスをしたが、下書きから清書までを珍しく真剣に原稿用紙に向かっていた。送り先の宛名も自分で書き終えて、「あたまいたくなった」と言いながら床に着く。昨日の朝一番に投函したけれど、この時期どうかな…。

私自身は、ゆっくり一年を振り返ってみる余裕などないままに年始を迎える事になりそう。

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 「サンタさん 読んでください」

2014年12月23日 | JessicaとTylerの日本滞在記

先日、サンタさんに手紙を書いていました。― Read Please とあります

        

「サンタさんのためにビスケットとミルク、トナカイに人参」と書かれた明日の買い物メモをJessieから手渡され、ケーキやクリスマスの夜の御馳走も念を押されてしまいました。ちゃんと弟の事も忘れずに、二人のためのクリスマスプレゼントも催促されて…。
降誕祭、生誕祭、聖夜、漢字でどう現してみたところで、彼らと一緒でなければ縁のない我が家でのクリスマスです。けれど、「二人の子供むつましクリスマス」、これでいきましょっと。

クリスマスが終わればお正月に向けてまっしぐら。遊んでばかりもいられません。
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 終い弘法

2014年12月21日 | JessicaとTylerの日本滞在記

JessieもTylerも冬休みとなり、「あしたは何するの?どこ行くの?」とうるさい。 
昨日の雨も上がった。寒さも緩んだ日差しの中を、年内最後の縁日・終い弘法で賑わう東寺を覗いてみることにした。正月用品を売る露店や古道具店など冷やかし、香煙にむせりながら大師像の前で立ち止まって手を合わせた。

娘がオーストラリアに持って帰りたいと、ヒツジの可愛い置物を買い求めた。お正月だけはわが家を飾ってくれるとか。彼女は未年のうまれ。「わたしは?」と聞くJessieに「あんたは酉よ~」、「ターくんは卯、うさぎ」。昨年は十二支を暗唱するJessieの声が毎日聞こえていたものだった。
好みの色のコンペイトーを100gぶんビニール袋にすくい入れて、シェアしながら満足のふたり。ごった返す人々、これこそ年の市の見もの、だとか。

今日のJessieの日記の末文には「クリスマスが楽しみ」と書かれてあった。

    年の瀬を忙しといひつつ遊ぶなり   星野立子


 
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 「よしゃ!!」のはずが…

2014年12月12日 | JessicaとTylerの日本滞在記

「マラソン大会よしゃ!!」 12月11日のカレンダーの下にはこう書き込まれてました。

ところが8日になって、インフルエンザ流行のために、翌9日に予定されていた社会見学と11日のマラソン大会は延期と決まりました。本人も家族もちょっと、大いにがっくり…。Jessieにとっては「中止」も同様、でしょう。
気が緩んだわけではないでしょうが、11日の体育の時間に跳び箱を跳び損ねて指を負傷。
左手が聞き腕の彼女、箸が使えません。リコーダーの練習ができません。「あーあ」、できないことの多さにため息が漏れるようになりました。ただ、不幸中の幸いは、字が書けることです!! ほんとうに良かった。鉛筆だけは右手で持つのです。

ヒビが入っているか、あるいは骨折している…。レントゲンでも微妙なところらしい。父親に説明しても「跳び箱」を知らず、イメージできずにいぶかるばかり。少し時間はかかりそうですが、女の子ですし、きれいに治ってもらいたいと思うばかりです。
インフルエンザ2回目の注射をTylerと共に今夕済ませました。まさか2度もインフルエンザ!?なんて事がないように願いたいものです。


「天秤漬け」という方法でのすぐき漬け。すぐき菜と塩だけで発酵する乳酸が体に良い漬物です。骨にもよいでしょうか。せめて小魚をせっせと摂って、きれいな指に戻さなくては…。
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 ようやく再開

2014年11月27日 | JessicaとTylerの日本滞在記

雨模様のッキリしない二日間がつづいたが、ようやく気温も上がりはじめ日差しに恵まれた。散歩に出て公園で一休み。ひときわ華やかさで目を引く銀杏落葉、なんとも美しかった。

インフルエンザA型と診断されて登校停止状態だったJessie。ひやひやして見守ったが、基礎体力がものをいったか、おかげさまでそれほどひどくならずに落ち着き、今日から再び学校へ。Tylerも珍しく朝から幼稚園に行く気満々、「マミちゃん、早く行こう」と母親を促していた。毎朝、別れ際には涙を見せるものの、ものの5分もしないで泣きやむとのこと。給食もしっかりいただける。トイレも自分でいける。問題は母親とのバイバイだった。「ちょっと泣いておこうか」、今日は親の顔を見てひとグズリして入っていったというからおかしい。
「ひよこ」組、2歳児もいるというクラスで、12月初旬の発表会に向けて歌やダンスを練習中。さぞやてんでんばらばらなステージになるのではなどと勝手に想像している。「♪しあわせなら手をたたこ」、Tylerは「し。。を。。。て。かた。。。。こっ」??と、歌詞を満足には発音できず、しっかり聞きとれるのは出だしの「し」と最後の「こっ」だけ。振りのかわいさで家族の笑いを誘う。ま、それでよいのだ~。一応は練習の成果を楽しみにして…。


病み上がりとは思えないJessie。帰宅後、池の鯉に「ジェシとマミちゃんとパンをあげにいく」希望をかなえたTyler。元気が、健康が何より。私たち大人のペースも彼ら次第といえそう…。
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 おかげさまで順調でした

2014年11月22日 | JessicaとTylerの日本滞在記

10月6日、成田国際空港着で来日した「御一行様」。皆で一緒にディズニーランドを楽しんだあとは、友人と会ったり浅草などを観光したりと別行動が多かったようです。10日、京都へ向かうにあたっては「渋谷駅東口集合」。ただ、すんなりいかない前後の諸事情があったらしく、新幹線で京都駅着は午後7時過ぎに。関西空港から一人リムジンバスでやってくる叔母さんを迎えるのに、出直す手間を省こうと全員で待機。疲れ切ったような彼らの京都初日はこれで終わることになります。

 
  
足並みがそろわず、気の向くまま。たえず後ろを振り返っては顔ぶれをチェックし、一人いなければそろうのを待つ。さあ、やっとこさ出発かという間際になって、また一人がトイレにと消える。そこで再び長い待ち時間が生まれてしまいます。と、その間にまた誰かがコーヒーのテイクアウトに店に入っていくし…。あっら~!! 言葉はなくても思わず顔を見合わせたギャビンさんとは、この状況をわかり合えたようで、彼の目が笑っていました。
土産物店をのぞいたり、足を止めて興味を示されるまま、写真をとっているのも嬉しいことだから、個々の時間を大切に尊重?? 従って、無理なくゆったり過ごそうとたてたプランの消化さえままならない超スローペースでの移動でしたが、東京にはない美しい風景を堪能された御一行でした。


Jessieは17日より小学校へ通いだしました。クラス分けされた新しいクラスで早速新しい友人もでき楽しげです。Tylerも19日から近隣の幼稚園に短期通園させていただくことになりました。園長先生からプレゼントされたブルーのバスケットを提げて…。ひよこ組のTylerは母親との別れ際に涙がこぼれるようです。今朝など「ターくん、ようちえんいきたくないー」「こうえんにいきたいのー」って。この3連休明けはさぞや大泣き、かな?  
英語でしゃべることが多いTyler。やんちゃ坊主は英語で突っかかってきますが、日本語でも一生懸命に思いを伝えようとする姿は、幼かった頃のJessieと重なります。声までもよく似ていて。笑顔よしです。今日は母親と二人で外出中。

Jessieは、私と図書館へ寄ってからショッピングの予定を組んでいたのですが、残念なことに昨夜から様子がおかしく病院へ。インフルエンザだと診断されました。同じクラスの大の仲良しがインフルエンザで欠席し出していたので…。「頭がくらくらする」彼女の看護が今日のお役目でした。大丈夫かしら、わたし…。
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 「かわいい“まご”には…」

2014年02月03日 | JessicaとTylerの日本滞在記

オーストラリアへ帰る!! 
Jessieの強い気持ちがインフルエンザからの回復を早めたのでしょうか…。1月29日、インフルエンザA型と診断され、先生やクラスのお友達とは突然のお別れとなってしまいました。小学校へはこの日を入れてもうあと3日を残すだけでしたのに。帰国は2日…。

予防のためにTylerも薬を内服。ところが、両わきの下から背、胸、腹と上半身まっかにジンマシンが広がり休日救急診療所に駆けつけたのが2月1日夜。2日帰国当日の朝、母親に疲れが出たのか体調悪し。それなら私が代わって二人を送り届けようというわけにもいきません。ヤキモキ続きでしたが、とにかくおかげさまで無事帰国しました。

言葉が行ったり来たり。タイムリーに思いを言葉にし出した2歳児。オウム返ししながら言葉を覚えていくのがよくわかります。いつの間にか覚えた歌を口ずさみ、関西空港まで居眠りもせずでした。
 ♪ きしゃ(は)はしる けむり(を)はいて むらからまちへ やのように・・・ 

31日にはクラスで「お別れ会」を予定して下さっていましたが登校できず、尻切れトンボに終わってしまいました。個別にプロフィールを書いてもらっていたJessie。先生はそこにたくさんの写真や言葉を添えてくださってます。クラスのみんなと楽しそうに勉強したり運動するJessieの姿を見ていて、とても嬉しかったと。


本にお手製の「しおり」をはさんでプレゼントしてくれたお友達。裏にはカンガルーの絵が描かれていました。

二人の可愛い姿が消えてしまった淋しさと、どこかでホッとする気持ちとが同居です。
私もまた自分のしたいことの世界を大切に、当面は修了課題に取り組まねばなりません。 

「かわいい“まご”にはたびをさせよ」とJessieは言います。それなら、次回は思い切って一人で日本に来ませんか、Jessie?
現地校ではすでに新学年となって授業は始まっています。一足早く3年生に進級です。


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 太陽にまもられ

2014年01月28日 | JessicaとTylerの日本滞在記

幹はすでに空洞です。そんな古木に、今年も春の気配が漂い始めています。
身を縮こまらせるほどの風の冷たさですが、Tylerは片時もじっとしておらず、
「ジェシ迎え行く? 迎え行くの?」
と日に何度もたずねながら姉の帰りを待ちます。

  【 ・・・
 たとえすがたはみえなくても
 おなじひとつのたいようにまもられ
 おなじふかいよるにゆめみて
   ・・・ 】

もう何日かすれば、「いまここにいないあなた」となる「いまそこにいるあなた」タイラーくん!!
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