本の表紙を開いて、もう一つ開くと、少し小ぶりのタイトル文字が現れる。そこが扉と言う名のページで、「扉」という呼び方がとても素敵だと児童文学作家・角野栄子さんが言われる。
「さあ、あけて物語の世界にいらっしゃい」と呼んでいる。世界が変わる境目で、わくわくしてくる。こっちからちょっぴりあけて、むこうの世界をちょっぴり見せて。このちょっぴりは読む人に大きな期待を抱かせる。不思議な物語に入っていく時、その世界がすごく面白いことを暗示させるのに「扉」はとても重要だ、と。

〈扉を開けて、物語の世界を歩き、やがて物語が終わっても、読んだ人の心の中で、その先の扉がまた開く。それは物語の世界にかぎらない。想像する力があれば、もう開かないと思っても、開かない扉はない。「終わりの扉」は決してないのだ。想像する心さえあれば…。〉
〈「想像力」、それは人であればだれでも持っている魔法だ〉
第95回目となる高野山夏季大学(8/2-)の参加を見送ってしまった。6月初旬に8月の暑さを思い、決断に不安が伴ったせいだ。角野栄子さんが「見える世界と見えない世界・・物語の生まれることろ」と題して講演をされることもわかっていて、かなり悩んだけれど。惜しいことしちゃった、と今なら思える。申し込めばよかったな、と。 こうしたことを極力少なくしていきたい、と思いながら誕生月が終わる。
今日は孫のLukasが映画「トイ・ストーリ4」を観てきたようで、電話で報告してくれた。途中で眠ってしまわなかったか尋ねると「みたよ~」って。全部みてはいたようだ。録画して家で繰り返し見ている中にはクマさんがでてくるので、「クマさんいなかった」と。「違うお話だったんだね」「こわかったー」。
母親と兄との3人で、あれこれ思い出しては話も弾むことだろう。るーちいクン、新しい扉を開いたかな…。
「さあ、あけて物語の世界にいらっしゃい」と呼んでいる。世界が変わる境目で、わくわくしてくる。こっちからちょっぴりあけて、むこうの世界をちょっぴり見せて。このちょっぴりは読む人に大きな期待を抱かせる。不思議な物語に入っていく時、その世界がすごく面白いことを暗示させるのに「扉」はとても重要だ、と。

〈扉を開けて、物語の世界を歩き、やがて物語が終わっても、読んだ人の心の中で、その先の扉がまた開く。それは物語の世界にかぎらない。想像する力があれば、もう開かないと思っても、開かない扉はない。「終わりの扉」は決してないのだ。想像する心さえあれば…。〉
〈「想像力」、それは人であればだれでも持っている魔法だ〉
第95回目となる高野山夏季大学(8/2-)の参加を見送ってしまった。6月初旬に8月の暑さを思い、決断に不安が伴ったせいだ。角野栄子さんが「見える世界と見えない世界・・物語の生まれることろ」と題して講演をされることもわかっていて、かなり悩んだけれど。惜しいことしちゃった、と今なら思える。申し込めばよかったな、と。 こうしたことを極力少なくしていきたい、と思いながら誕生月が終わる。
今日は孫のLukasが映画「トイ・ストーリ4」を観てきたようで、電話で報告してくれた。途中で眠ってしまわなかったか尋ねると「みたよ~」って。全部みてはいたようだ。録画して家で繰り返し見ている中にはクマさんがでてくるので、「クマさんいなかった」と。「違うお話だったんだね」「こわかったー」。
母親と兄との3人で、あれこれ思い出しては話も弾むことだろう。るーちいクン、新しい扉を開いたかな…。