京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 真っ青

2011年09月30日 | HALL家滞在記
                     = G'Day Mate from Brisban Ⅱ =



朝から雲ひとつない真っ青な空が広がった。最高の一日、快晴だ。

「真っ青な空を見てごらん~、Jessie」「う~ん、雲がないなあ」
一緒に起きて空を見上げて、二人の一日も始まった。散歩に行こうと誘ったが振られてしまった。それなら一人でと、携帯も持たずカメラだけを持って出た。迷った!

 
                              Jessieのいたずら

後戻りして道を探す羽目になった。見たような大木…、出がけに見た木とよく似ている。この家の二階部分の作り、見たことあるなあ…。信じられないほどの間抜けぶり、その二階建ての家の隣が、帰るべき家なのだ。この辺…、と戻ってきながら、ちゃんと家の前の道に立っていたのだった。それに全然気づかない。あっ、ここだ!

次からはちゃんと携帯を持って出ることにしよう。娘からは住所を書いた紙を持って歩くといいと言われる始末だった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 どっちが好き?

2011年09月29日 | HALL家滞在記
                      = G'Day Mate from Brisban Ⅱ =


JessieとTylerとではどっちが好き?
一緒に寝ながらJessieが聞いてくる。「そりゃあどっちも好きよ」と答えるのだが、それでは不満足なのだ。「わかってるけどぉ~、二つのうちではどっちが好き?」「ジェシーかな」 と、まあこれでひと安心、このひと言を照れたように繰り返す。「ジェシィ~!?」

「この間までいなかったのに、不思議だね。小さくてかわいいねぇ」と言うと「うんうん」とJessie。「赤ちゃんなんだから泣くのはうるさくないよねえ」とかばう優しさもある。「タイラーは大きくなったら何になりたいのかなあ」「タイラーはジェシーより背が高くなるね。男の子だから」話しながら笑いながら、最後は胸の上で「手をつないで寝よう」と甘えてきて程なく、すーっと寝入ってしまうJessieだ。

 
 

彼女なりの、おねえちゃんとしての親愛表現なのだろうが、傍目には荒っぽく危なっかしく映る。そのためだ、つい「気をつけてよ!」の言葉が軽く飛び出してしまう。言われて半ベソかいていても、ちゃあんとお手伝いも忘れないおねえさん…。

Jessieの案内で公園へでかけて遊んだり、今日は、初めて二人だけでショッピングセンターデビューをした。フードコートで昼食後、店内を見歩く。欲しい物を二つねだられて、負けた。7ドルでおつりがくる程度の買い物なのに、それでなんとも嬉しそうな笑顔が生まれるのだからお安いご用だわ。また行こうっと。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 Tylerは百面相

2011年09月28日 | HALL家滞在記
                      = G'Day Mate from Brisbane Ⅱ =


一人旅の心細さだけでも満載だというのに、機内の凍えそうなほどの寒さが重なり、さすがに今回の長旅にはうんざりした。なんとも厳しい道中だった。

オーストラリアのブリスベンまで、途中ケアンズ空港で乗り継ぎのため待ち時間の3時間を余分に費やすことになった。ゴールドコーストからシャトルバスで、ようやくブリスベン空港にたどり着いたのは24日正午も少し前。迎えに出てくれた娘と、Jessie、Tylerの3人の顔を見てようやく一息ついて緊張が解けた思いだった。よくまあ一人でここまで来たことよ…、本当に疲れた!気が疲れたのだが、それでもおかげさまで体調も変わりなく過ごせている。




日本の春休みに当たり今月末までJessieも学校は休暇中と楽しんでいる。彼女の誕生日も近い。Tylerは昼間はいたっておとなしく、午後から細胞が目覚めるかのように泣き出す。日に日に表情は増し、顔立ちがしっかりしてくるようだ。
母親不在だった昨日の午後、泣き出せばせっせと抱き上げて、赤ちゃんの感触をたっぷり楽しみつつ、しっかり抱き癖をつけて?おいた。クックック~ 

くっついて離れないjessieと、午後7時半から8時には二人で一緒にオヤスミタイムとなります。
ですから、夜中に目が覚めて困るのも当然といえる毎日です。弟ができたJessieの心の微妙さ、感じ取れるようです…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 Jessieをアンテナに

2011年09月21日 | 日々の暮らしの中で


残暑の厳しさもいつしかおさまった。窓を開けていると冷ややかな空気が入り込む。涼しさを越え寒いほどの夜。
台風の通過に伴って、高野川が上流からの勢いある濁流が河畔の遊歩道に溢れ、水がついた様子を通りすがりに目にした。またもやの台風一過、何とかならないのかと思う被害ばかりが続く。お見舞い申し上げます。

赤ん坊の泣き声が大きく、電話が聞き取りにくかった。Jessieがちょっかい出しているのだろうか、「やめて」と母親の声がする。
「Jessie、土曜日にお会いしましょうね。一匹ではありませんよ、一人ですからね。よろしくおねがいします!」と言うと、
「はい。わかりました!」大きな笑い声が返る。
「水とかドリンク飲むのにボトルは中で買わんとあかんのよ」と教えてくれている。
「はい、わかりました。Jessie、ありがとう」

身近に幼い子供がいると、自分の感受性は大きく違ってくるのを確かに感じる。Jessieを通すことで、見えるものは多い。気付きもある。忘れてしまっていたことが蘇る。子供の純粋な見方を知らされる。それを思うだけでも、ここしばらく彼女達と暮らす楽しみは大きい。

大方の荷造りも済んで、スーツケースは開けたままにしてある。機内持ち込み分に限度までぎりぎり詰め込んで、少しでも超過料金を減らそうとしているが、努力の割りに報われない。

「お菓子たくさん買ってきてや~」と電話は切れた。さあて、どこまで応えようか。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 どんな感じ

2011年09月18日 | 日々の暮らしの中で
         
生まれたらまずはお祝いの気持をと、カードだけは早くから用意しておく周到さ。
早く買いたかった、のだと思う。選ぶのも楽しいカード売り場で、たっぷり時間をかけて、実は10月のJessieの誕生祝のものと選んでおいた。

ゾウさんの両足を開いて立たせるか、吊るすこともできるもの。ようやく家族が4人になったが、頑丈なダディちゃんの背中に3人… まだ余裕でいけそう…かな。メッセージを書いて、持参することになりそうだ。

                 
退院して我が家に入ったTyler。お姉ちゃん、抱き心地は…?
「孫のため埋蔵金に手をつける」これは文芸欄で見た投句だったが、共感?笑いが誘われる。貯金箱を割る程度のものでもJessieの笑顔は買えるやろ~。
  ・・何ごとも笑ふてくらせよ~ ふふふふふふふ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 お姉ちゃんに

2011年09月15日 | HALL家の話
「14日の水曜日」と「15日」は一続きで大事な日だった。朝から午前中いっぱいの予定があって外出した。予定終了後、携帯にJayからの電話があったことを知る。間違いない? 生まれたのだろう。確かめたいが折り返しの電話がつながらず、再度の着信を待っていた。
  
                 
                     ここに家族が増えました           
      
無事に生まれたことをJayは伝えてくれた。おめでとう!! ありがとう~!
でも気になる言葉があった、(無時生まれたけれど)「ホスピタルではない」と言っていた。救急車で行ったこともわかった。
「うん、でもEverything  O.K ね」と明言した。わかったようなわからないようなだが、無時生まれたのだ。救急車を利用したために、予定の病院ではなくなったのだろうかという程度で想像した。

痛みが突然に襲ってきたという。Jayの運転で病院へと急ぐ途中、渋滞に巻き込まれてしまった。進むこともできず、尋常ではなさそうな妊婦の様子に、Jayは救急車を呼んだという事情だった。

そして、その先があった。Jayが言う「(生まれたのは)ホスピタルではない」の意味は、夕刻の娘からの電話でようやく理解することになった。「どこで生まれたことになるのか」と言う娘の問いかけに、医師の答えが「street」だったと。救急車に乗って病院へつくまでの間のことだったらしい。

9月15日、こうしてJessieの弟が誕生しました。
タイラーです。Tyler Jay Hall と申します。 Tyler was born. …健やかにと祈ります
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 「14日水曜日」

2011年09月14日 | 日々の暮らしの中で
                
ジリジリと焼け付く日差しには驚かされた。35度を越えた一日。

14日水曜日の会に間に合わせるために、この二週間あまりを集中してきた(つもり)。何度も何度も手を入れて練り直しながら、4本。
プリンアウトもして、さあ、これで明日水曜日に指導を受けようと整え終えた。すでに午後4時を回っていた。朝からほとんどの時間を費やしていたのだった。

と、パソコン画面でカレンダーが目に入った。「14」の数字が四角で囲まれている。それは、今日は14日ですよと示しているわけだ。にわかには飲み込めず、ただ呆然! え~、今日が水曜日だった?
  
       
どこで間違えたのか。なぜ? なぜ一日間違えていたかがわからない。今朝は水曜お決まりのゴミ出しをしている。なのに、気付きもしない。どういうことだろう。あ~ショック。あまりにショックだ。指導を受け損なった。さ~て、次の段階へ進むためにどうしたらいいか、だけれど。次回から以降しばらく欠席となるために、「14日水曜日」はどうしてもだったのだ。次のステップを考えなくては。ショックだな…。

それにしても、なぜ!? たぶん、もしかすると、新聞が一日休刊だったからだと思うのだ。何かが狂った。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 移ろいの中

2011年09月13日 | 日々の暮らしの中で
                  
厳しい残暑が続いている。
娘からの頼まれ物を探しに出たが、もう午後も2時を回っていた。
         
         
「秋の蜂」 羽音を立てているが勢いはなく、働き蜂とは言え、今や甲斐性もなさそうな姿だ。

自転車の陰に、土が入ったままの植木鉢を一つ置きっぱなしにしておいた。周辺を掃いていたつもりだが、黒い物体が飛び跳ねたではないの。なにーっ!?びっくりしたが、カエルだった。真っ黒な蛙。鉢の中にいたのだろうか、まさかここで冬眠などとは考えにくいが、そもそも蛙を見ること自体が非常に珍しい。「秋の蛙(かわず)」  それにしても、真っ黒だった。
どことなく動きも鈍ったこうした小さな生き物は、この秋という季節の中ではすでに大いにはかなげに映る。

見事な満月の晩だった昨夜、何があったのかは知る由もないが、何かためらう今宵の十六夜の月だ。
山の端のところで出ようか!? 沈もうか? と、ためらっているかのように見える月。もう出るかもう出るかと待ち続けてみたが…、どうして来ないのよ… って、期待も砕かれて。 ああ、ややこしや~。

あさっての月は立待月だ。秋はロマンもいっぱい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 満月の夜

2011年09月12日 | 日々の暮らしの中で
              
          
          十五夜の雲のあそびてかぎりなし   後藤夜半

あいにく夜空に浮かぶのは、点々とした白い雲ではなかった。月を隠し覆うほどの暗い雲。何度も見上げてようやく目にすることができた名月の「光」。全く見えない状態の雲ではなければ、かえって一興ということになるのだろう。

       
これほどの満月は6年ぶりだと伝えていた。

満月の十倍ほどの明るさが家の周りを照らし、かぐや姫を迎えに月から一行がやって来たのも中秋の名月の晩、真夜中だった。
誰か来るかしら、戸という戸を閉め鍵をかけ、秘密の場所からこっそり覗いて待っていてみようか…。何をあほな事を!

魑魅魍魎の住むこの世、どうしたって夜道は暗くて怖い。妻問いに通う道を救ってくれるのはお月様だったという万葉人。月のもつ「力」に対して祈った。この最も原初的な人間の心を忘れがちだ…。
それぞれに、見上げた分だけの願いが届くといい。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 あれやこれや 

2011年09月11日 | HALL家の話
あれはインド、これは南アメリカだ、ブラジルの南東部にニュージーランドがあるなあ。メキシコ湾が消えていく… 
秋の空、雲を見上げて、こんな事を思っていた。

今日午前11時ごろの便で、息子がニューヨークへ向かった。早く帰ってくるようにと、無時な帰国を祈っている。娘は、明日が出産予定日だ。こちらも気が気ではないが、連絡を待つしかない。

        
                   デニカと一緒に 
クラスのイベント、「サーカス」でアクロバット役を演じるJessie。この子は幼い頃から庭でトランポリンを楽しんでいた。その様を「ジェシコング」と名付け笑わせてもらったものだ。

       
             「クレイジーピエロ」   子供達の陽気さが伝わてくる

衣装がかわいいという母親、セクシー過ぎるというのが父親Jayの思いだったらしい。そんなものかな。
来月初めで6歳になるが、ようやくお姉ちゃんになれる日が迫っている。あ~、落ち着かないなあ。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 ちょっとのこと

2011年09月10日 | 日々の暮らしの中で
                     
今日は人助けに貢献した。…って言えるのかどうか。

病院での出来事だ。幼い女の子が右手首に包帯を巻いて酷く泣きじゃくっていた。偶然そばにいたのだが、看護師さんが来て、痛み止めの錠剤を飲ますようにと水と一緒に母親に手渡した。治療で受けた痛みが治まらないのだろう。泣きようがひどく、えづいたことで薬はポロリと口から飛びだしてしまった。

飲めえへんと繰り返す子に、「おうちと違うんだから騒がないの」「飲もうという気があるかないかだけや」「痛くてもかまへんなら飲まんとき」
あ~あ~、子供はますます泣きじゃくるばかり。薬を粉状にして持ってきた看護師さん。やいのやいのと何とか飲まそうと、半ば脅しだ。コップ一杯の水に溶かして、どうして飲めよう。「そんなに飲めえへん」と言ってる声が届かない。

母親に睨まれて泣き止んだ。少し落ち着いた様子に、今ならと言葉をかけてみた。「ちょっとのお水で溶かしたらきっと飲めそうじゃない?」 うなづくではないか。
「このくらいですか?」と看護師は私に聞いた!

「ありがとうございました」という母親に続いて、「ありがとうございました…」と疲れた表情の少女の言葉が聞こえた。「かしこいね」
これだけのことなのに…。

  写真は、芙蓉の茎に、つる性植物の「ヘクソカズラ」が。花や茎、葉を揉んだりつぶしたりすると非常に臭いのだと知った。
  万葉集では「クソカズラ」で登場している花に、現代では「屁」を加えてまで強調しているのを知ったことが面白くて~。
  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 ささやかな川

2011年09月09日 | こんなところ訪ねて
            

朝方、寒くて目が覚めた。寝ていても寒いので起きてしまうことにした。朝夕はすっかり秋の気配が漂うようになったが、今夜は少し蒸し暑い。

この数日、机に向かっている時間が多い。背中を丸くしていると内臓の働きも悪くなるし、酸素の吸入率が低くなるという。胸を張って胸郭を上げて…、となると背筋を伸ばして少し外出するのがよいに決まっている。脳細胞にも新鮮な空気を、だ。

   萩が咲き乱れ
        門前に橋
上賀茂神社境内を流れて東流し、社の外へ出ては昔神官だった社家町の土塀に沿って流れるこの御手洗川。寂聴さんが大変にお好きだと語っておられた。
川端康成氏と、氏の仕事部屋を探して、一軒の門深く訪ねたことがあったとか。川端文学から抜け出してきたような五十代の女あるじとその娘さんが、あまりに薄幸そうで痛々しくとても住むことはできないとされた、「ひっそりとした家」はどこだったのだろうと、興味本位に覗き歩いてしまった。

            奥に正面に斎王代
            三人抜き
九月九日重陽の節句の神事に継いで、上賀茂神社境内では烏相撲が奉納された。ぐるっと一巡しながらしばらく観戦していたのだが、まあ、早く帰ろうっとどうも気もそぞろ…。
と、「下手投げやな!」と女性の大きな声がした。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 それでもやがて

2011年09月06日 | 日々の暮らしの中で
         

見渡せば…、木の枝が多く折れふし、庭はポリバケツから竹かごにムシロにゴザ、果ては木製の椅子まで、物置場所に片付けられたおおもの小物取り混ぜて散乱の様、いと乱りがはし、ってところだろう。幸い瓦の傷みも無く、すべては大事に至ることなく台風一過となった。
肌寒かった朝も、久しぶりの太陽がまぶしいほどの一日となる。道を歩いていてもチンチンチンと、鉦叩がよい音色を響かせて鳴き始めている。

熊野本宮大社を目指し、紀伊半島西側を南下、紀伊田辺から中辺路へ入り清姫の墓まで進んだ。この十日には11回目、富田川沿いに熊野の聖域の入り口とされる海尻王子へ、さらにその先、急な登りで汗をかいて尾根伝いの道へ出、高原霧の里に至る約6キロの行程が予定されていた。

ところがこのたびのこの惨状だ。昨夕、旅行社からの電話で今回のツアーは来月送りを告げられた。田辺から先は道路が土砂で寸断、出発地点まで行くことがかなわない。私の熊野古道完歩は来年5月まで持ち越されるが、再び歩き出せることを願って止まない。

   
「くま行ってるのかなあ」とJessieが思い出してくれるらしい。
いつになくウオーキングに励み、厳しい残暑に負けないようにと体力維持に努めた。
11キロ、12キロを歩いてきたではないか、6キロなんだから頑張れると自らに言い聞かせ、急坂を数回往復するなどして密かに備えてきた私。ま、これはこれでよい。

車窓の風景にも馴染み、これまでの様々な場所が思い出される。「止まない雨」がもたらした相次いだ被害の映像を見るにつけ、なんとも悲しい。  
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 秘密

2011年09月02日 | 日々の暮らしの中で
            
昨日はウソをついてしまった。

「噓も方便」ではすまないところが厳しい。ウソが露顕したら…、結果は1週間もしないでわかることだろう。ウソをつくと閻魔様に舌を抜かれると、巷では囁かれる。
人のものに手を出すことはないから、泥棒にはならないだろう。いや、人のものでも盗ったり盗られたり、例えば? …「恋泥棒」とか。

「ウソ」のせいで、まだ暗いうちから目が覚めてしまった。
吹き狂ったような風の音がしていた朝。すっかり萎れて貧相になったところに、アサガオが10輪も花をつけていたのだから驚き桃の木山椒の木。かわいそうに、折からの強風で引きちぎられそうに首を振っているのだが、よく持ちこたえていた。強いものだ。

ウソはいけない。ここまでは嘘ではない。ウソをついたということは噓ではないのだ。
早く時効にならないものかしら。そもそも時効が成立するだろうか。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする