京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「バーーべキューおいしかった?」とJay・・・

2010年02月28日 | HALL家滞在記
                    = G'Day Mate   from Brisbane =

                  

残りの滞在日数が数えるほどになってしまって、JacintaもKobieもまた明日からは学校。
ぜひ約束通りもう一度彼らに会って帰国したかった…。

      Sarahのお誘いもありJayの手を煩わせたが、
夕刻からやしの木に囲まれた彼女の家のベランダでBBQ。
Jessieに言わせると“パーティみたい”な、楽しいひと時を過ごさせてもらった。

Kobieはフットボールプレイヤーを夢見る子だが、それにしては少し食が細く偏食気味なのが気にかかる。Jessieとトランポリンに興じ、食後は姉のJacintaとプールにダ~イブ!!
冷たくなった体もすぐにホッカホカ。Jacinta がPCでストーリー性のある漫画を作る過程を覗き込んでみたが…、教材で使用のソフトらしい。選択した図柄に台詞をつけていく、これが8歳の子がする事…ね。

                  

Uncle Jayが大好きなJacintaとKobie。彼ら一家に大切にしてもらうJessie。
「いとこ」、家族どうし、子供の成長に寄り添いながら共に生きるぬくもりが生まれているのをほのぼのと感じていた…。

Sarah、いつもお世話になってありがとう。あなたがいてくれることを心強く思います。
あなた達といつの日か日本で会えるという楽しみができました。

今日は最近では珍しく日中に雨が降らずに終わった。
BBQ後の談笑中、たまりにたまった一日分の雨!!



To Sarah,
Thanks for wonderful night. Dinner was nice!
I was worried about Kobie does’t eat so much food…
… need a lot of energy for to be a football player I think.

Please keep in touch and looking forward to see you next time.
Thank you again Sarah. Keiko

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 The sky is high!!!

2010年02月26日 | HALL家滞在記
                   = G'Day Mate! from Brisbane =

   The sky is high!!   なんと、なんと空が高いことか!!!
   雲の流れで遮られもする月明かりだが、頭上、真上!に輝く星の高さは感嘆の域!
   虫の音に包まれJessieと見上げる夜空もいい思い出に…。

   2月 7日 日の出 5:25am  日の入り 6:39pm
   2月21日 日の出 5:35am  日の入り 6:28pm

      

           Cityの改札口      

滑らかな滑り出し、振動をほとんど感じさせない快適さで走る電車。本を読む人もいるし、耳にイヤホン…。車内の人間観察、沿線の風景を楽しむにもCityまでの30分余の時間は楽しい。
“落書き”か芸術か? その描きざまは、見る人が見れば誰が書いたものかがわかる“アート”も含まれているのだそうな。埋め尽くされた沿線の壁面、走りながらの芸術鑑賞。
ふと京都での「割れ窓理論」を思い起こす…。もはや消す行為は徒労かもしれない、お見事だ。壁面が途絶えるところに対照的な放牧風景が広がる。

法律で禁じられているという車内での飲酒、瓶ビール片手に目をとろんとさせて声高な会話で奇声を発する若者達、携帯電話で喋り続ける人に楽しみを奪われることもたまにある。

オーストラリア第三の都市、シドニー・メルボルンに告ぐブリスベンだが市街はこじんまりとしている。
     
“不夜城”  

ジョージ通りに面したビクトリア王朝・エドワード王朝時代の建物は、現在、カジノとして使われている。簡単に“一巡り拝見”させてもらった。アジア人が目立つ…かな?

                    

通りを越えブリスベン川にかかるビクトリア橋を渡ってCityの南側サウスバンクへ。シアター、博物館・美術館・映画館・カフェ・ギャラリーの点在・・・川沿いに広がる公園でのフリーマーケット、多面性のあるゾーンの一つだろうか。

喫煙者の姿を見ない。街を歩いていてこれまでたった二組の歩きタバコを見かけただけ。
反対に良く見かけるのが、男女を問わない“巻き寿司”の食べ歩き。スナック菓子同様の感覚で“かぶりついている”…のだろうか。OLを思わせる美しい女性が信号待ちの間に巻き寿司にぱくつく。見られた姿ではない。多少の違和感はあっても受け入れられる日本との違いの数々の中で、これだけはとても恥ずかしくて真似できそうにない。

   Jessieのバービー
(人形の顔立ちの違い…)

「明日起きたら絵本を持って部屋にいくから読んでや~」「あまり早く起きんといてね~」
肩をすくめて笑い、少々風邪気味な咳をしながら眠りについた4歳児。
緩やかに季節は変わっていく…。

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 豊かな恵みの中で…

2010年02月24日 | HALL家滞在記
                    =G'Day Mate   from Brisbane =

                      

マーケットに入っている郵便局。開放された店先となんら変わらない。街中やショッピングセンター内、ATMの機械もいたる所設置されている。どこでもきがるにATM…。何かしらで囲いを設けてある日本とは大きな違いかもしれない。オーストラリアから日本へ、絵葉書一枚に貼る切手は1ドル10セント。


         

牛肉、チキン・ハム… チーズ(写真下)・ジュース、豊富な果物、バナナの奥に見えるブドウは皮ごとOKで半分に“噛み切れる”。買ってすぐ、洗わずにでも口にしてしまう唯一のものかもしれない。おいしい。
               

総じてどこの施設も空調がよく効いている。カーディガンを必ず羽織るが、それでも時には我慢しきれないほどの寒さを耐えて各コーナーを回らなくてはならない。
それなのにそれなのに!タンクトップやキャミソール、素足にサンダル履きのすごさを見せ付けられる。健康なのか?寒さ知らずの肉体構造?? 娘に言わせれば“体感温度が違う”のだそうな…。

ティッシュペーパー、トイレットペーパー、オムツ…、日用品の中でも紙製品類は高い。
なのに、ノート・書籍類の紙質は日本と比べて格段に見劣りがするのはなぜ?
そういえば、お土産には紙おむつ、こんな時期もあったなと思い出す。

家の近くの散歩で見かけるお馬さん、マーケット内の園芸店に行けば陳列棚の下を自由に行き来する“Tom”の一族。これはリザード(とかげ)。そして、鳥が羽を広げたような花。

      

…豊かな恵みの中で生かされて
日本との違いを楽しむ残り少なくなった日々・・・
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 JacintaとKobie・・・

2010年02月23日 | HALL家滞在記
                  = G'Day Mate! from Brisbane =

                  

JessieのいとこJacinta とKobie(5歳)をご紹介します。

Jacintaは8歳。昨年の5月末にJessieの父親と一緒に日本にやってきました。
飛行機の思わぬアクシデントで到着が遅れ、もともと短かった滞在日数はさらに短縮。
そんな中、駆け足で観光やショピングを楽しんでもらった…。

その頃、日本では新型インフルエンザの流行期、そうした国に渡航するという事で帰国後一週間は登校禁止のJacintaでした。その間の課題とされた日本滞在のレポート。

記念写真をまとめた分厚いアルバムを開き、クラスで発表したというものを広げてくれるJacinta。日本語で数字も数える彼女、二千円札のコピーも!

真ん中に日本の国旗!これには涙が出そうなほどの感激でした。日本訪問を果たし、短く充分に楽しめなかったかもしれないのに、100パーセント満足してくれたかの様な気持ちが伝わります。最高の国旗を見せられた思いがする…、Thank you!!!Jacinta.

Sarahのセンスが光るJacintaの部屋。ピンクをベースに、外の強い日差しをさえぎる薄いパープルのカーテンの色合いを計算したかのようで、かわいさだけではない大人っぽさも演出。写真をとってもいいかと尋ねると、Sarahはベッドを直すからちょっと待ってと。

       

Kobie、彼の夢はフットボールプレイヤーかな。

Jacintaのコレクション“kimido”(きみどう)。
日本のコケシと良く似ているが、金属製に可愛い絵付けがされている。さて…、木製のコケシは彼女のお気に召すかな??
                           

是非近いうちにもう一度楽しい時間を過ごしたい。そしていつか日本で再会を!!


To Sarah,
I'm writing about Jacinta and Kobie,and translated what I wrote today...

she visted Japan last May with Jessica's Dad.We enjoyed shopping and sightseeing in Kyoto.This is her report about Japan to show her class. I was impressed that she put a Japanese flag in the middle of her report. Thank you Jacinta.

And Jacinta's room is so pretty.Sarah,you have a good sense!
Kobie want to be a football player,doesn't he?

Well,I'll send Jacinta Kimido and hope she likes it.
Please come to Japan next time 3of you guys.
See you soon. keiko



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 「気遣い」の、おかまいのなさ・・・

2010年02月21日 | HALL家滞在記
                    = G'Day Mate!  from Brisbane =

                      

  「Be good girl ~」いい子でね…

昨日Isahiaアザヤの家にお泊りするJessieを送り届け、母親のKellie・ケリーと初対面の簡単な言葉と笑顔を交わした。初対面ではあるが、こちらでは相手にことさら気を使うでもなく、自由にしてて~という程度の“おかまいのなさ”。

「気を使う」(周囲の人や物事に細かく心遣いをする)という意味の英語はなく、そもそもそうした感覚がないのがオーストラリア人だと言うではないの!?

日本にいれば、迎える側としても、奥の間にお通しし、お茶をお出しして…と、いろいろな気遣いも“試される”ところかもしれない。
一方で訪問した親とすれば、これまでも親しくお付き合いいただいてきている感謝の言葉、離れていてあなた方の存在を心強く思うこと、そして、どうぞこれからも相変わりませず仲良くお付き合いのほどを…などと丁重に言葉を尽くし頭を下げているに違いない。

      

ひとつひとつの言葉の背景を推し測り気を使いまわしてのお付き合いも、思えばややこしい。とはいっても、全てを“friendlyフレンドリィ”でひとからげにはしにくい年代に入る私でもある。
わかったようなわからないようなだが、理解できる気にもなる楽しさ・快感? 堅苦しい挨拶抜き、思えば気楽さこの上ない。特別努力もしないけれど、そうした彼らの文化に寄り添うだけでいい…という思いでいる。

違いを“想像で”理解しようとしてみる好奇心もまんざら捨てたものではないだろう。

仲良く別れを惜しむIsahia とJessieの今日。



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 今を抱きしめて・・・

2010年02月19日 | HALL家滞在記
                    = G'Day Mate! from Brisbane =

                         

秋晴れのようなさわやかな朝の庭に、三羽の小鳥がかたみに舞い降りてくる。
ソファに体を沈めなんとものんびりとした平穏な時間。蝉しぐれももうあとつかの間の命を思わせる。

ただやはりその静けさも長くは続かず、塗り絵をしたりして一人遊んでいた4歳児が本を抱えてやってきた。英語だ!
な~~んの、幼児の本ぐらい!    


わざと余裕を見せるのも効果的…とあらば卑屈になるまい。たかが4歳のお相手だもの任せておくれ…と、少しの英文を読んで和訳でお話し、パズルをはめて、歌を聞く。飽き足らないのか、新たな本を持ってきて自らリーディング。ページごとに暗誦しているのだろう。もはやうわっすべりなほめ言葉などは無用、自信たっぷりな笑顔。参りました~。

半年前…
むかしむかしおばあさんが川で洗濯していました。ももたろうがうまれましたあ~。鬼をやっつけに行きました。犬と・・・ 「なんだっけ!?」
こんな調子だったのにさ。

一般道を80キロ。追い越されてもよし、悠々人生お先にどうぞで速度制限を守って、昔なじみのスーパーマーケットへ午後から娘と「行こか!」。

    本売り場   公園で

父親がいれば「Jessica, be quiet! 」の言葉が飛ぶだろうが、私らはあごを出す。「もう!しずかにして!」と言えば、Jessie「ガムテープ貼るよ」と先を越す。疲れ知らず゛のフル活動。ああ、ホントに!うるさい。片時も黙っていることがない。後部座席から「 Stop! Look at! Listen! 」を繰り返す。キンディの先生の言葉だそうな。

3-4時間の外出ながら丸一日歩き回ったような疲れを感じて夕食のテーブルに着いた。
「Jessieにみんなエネルギーを吸い取られるような気がするわ」と娘。
活発で、豪傑笑いもJessieの一面なら、大泣き、すねたふくれっ面も、思い出を口にし「楽しいなあ」と言うかわいさも…、喜怒哀楽すべてJessieの百様の一つ。
   
明日は従兄弟のIsahiaアザヤの家でお泊り。リュックに荷を詰め本と一緒に玄関ドアの脇に揃えてベッドに入ったJessie。
            
              おやすみ~。

今しかない姿に静かに心のシャッターを押す。

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 炊飯器もだけれど・・・

2010年02月17日 | HALL家滞在記
                  = G'Day Mate!    from Brisbane =

                    
               

女三人、チャームサイドにあるショッピングセンターへ炊飯器探しにでかけた。雨が降りだしていた。

やっと少し慣れた気がする交差点における「ランダーバード」の交通システム。
右側の車優先は当然の事としてランダーバードのエリアに入る。直進で抜けていく場合は、直進である合図としてウインカーを出さず、目的の道路に出る際に左のウインカーを出す。右折車は、その合図を右のウインカーで示してエリアを必ず右回りに回り、目的の道路へ左のウインカーを出して抜けていく。
これだけの操作に、エリアを出る際の進行先、つまりは自分が進む道が頭に入りきっていないことからまごついていた…。娘が指示してくれるタイミングと合わずにもいて…。

オーストラリアの車は左側走行、右ハンドルとなっているので運転上の抵抗は少ない。
乗る車のウインカーとワイパーが日本仕様車とは左右が逆なために、左折の合図にかんかん照りの中ワイパーを操作してしまったり、最初はなんともぎくしゃくした手の動き…、順調にクリアー。速度制限も高速で広い道路は快適に走れる。カンガルーやコアラ飛び出し注意や110キロ制限の標識を見たり… 。だが一瞬の気の緩みも許されずただただ自重!!あるのみ。

炊飯器、日本のデパートに当たるところで見てこれ。フタを開ければ蒸し器にもなる構造、ふたが鍋蓋デザインのものもやはりある。何箇所か探したが結局購入はおあずけとした。

      

女の楽しみはこちら…   
夏物セールと並んで秋物が出始めた衣料品売り場。優しい気持ちになれるピンク、活力を与える赤、明るい陽気な黄色・オレンジ…、カラフルな婦人物に子供服。特に子供服の柄は大胆で可愛いものが多い。

Jessieが喜びそうなデザインかな? ○○ちゃんの好きそうな色、○○さんに似合いそうだ…。
こんな想像を相手に重ねてみる楽しさ、そこにもちょっとした幸福感はあるものだ。
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 米飯が主食のわりに…

2010年02月16日 | HALL家滞在記
                = G’Day Mate!   from Brisbane  =

                   

予想気温30度のブリスベン、午前中は昨日の蒸し暑さを引き継いだままのかんかん照り。
雨に濡れてピンクの花を咲かせたマンデビラ。
昼から雷に雨も降り出し、夕暮れも早く6時半には真っ暗に…。
ただいま9時を回って、どっしゃぶり!!日本にはないスケールの大きさで天から雨が落ちてくる。

   「てんさいはわすれたころにやってくる」

「つるのひとこえ」ならぬJessieの機を得た一声に娘と目を合わせてはニタニタ笑いが出る始末。どこまでわかってるのか… 
「えびでたいをつる」「ふくろのねずみ」「くさいものにはふたをする」「へそでちゃをわかす」。覚えた覚えた、“一番すき”だと言うのが「ねこにこばん」。
大きな声!、すまーした顔で次々と唱えながら、とどめは「ろくじゅうのてならい」!?
部屋へと消えてやがて聞こえるのは、♪ポ~ニョポニョポニョさかなのこ~。

マミィとのリーディングタイムを経て・・・今日の彼女の一日は終わった。
キンディに5時まで二日間、Jessieのいない静けさにホットするもののなぜか時間は早く経つ。

                

迎えに出る前に米を買いにショッピングセンターへ。
日本のお米に一番近いというのがこれらしい。「SUN RICE」、NSW・ニューサウスウェールズ州で栽培された、オーストラリア産。5キロで$14ほどで購入。
お米はお安いようで~。日本米より少し細長く、お味はもちろん…、(小さな声で)日本のお米はおいしい。

ただ5年ほど使用中の炊飯器にも問題ありか。炊飯中に蒸気?がフタから漏れ・噴きこぼれるという代物。鍋のように蓋をする。しかしこちらでの正真正銘の「炊飯器」ではあるのだ。結局は水分も旨味も逃がしている気がしてならない。毎日米飯を主食とする家庭で残念なこと。しょうがない、奮発するかな…。少しでもおいしく!

昨日買った白菜二分の一株にニンジン・昆布・しょうがを少し、ともかく浅漬けにしていただく。これで“焼き魚”でもあればなあ・・・。この種の魚が手に入りにくい。
漬物ひとつで食が進んでしまうのも…、「ゆだんたいてき」。

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 「みからでたさび」

2010年02月15日 | HALL家滞在記
                    = G'Day Mate!   from Brisban =

                                      

今日明日はキンディの日。今からリュックを背負い、ランチボックスを提げてのJessieの姿。送ったついでに一枚!朝からカメラに向かってこの笑顔が良く出るものだこと。

蒸し暑さは気温の上昇と共に増し、じっとしていても汗ばむほどだった。おそらくこれまでにない一日だったかもしれない。夜に入って稲妻が走り雷鳴が近づいている。ストームが来る前で暑かったのだろうというJay。
連日の外出の疲れも蓄積されたか、少々胃が重い。量はそう食べていないと思うのだが、食すものがヘビーだ。

昼食をあまりとらない私には三度三度の食事がまず多いようだ。
出先で取るピザもパスタも好きだし、サンドイッチ類もとてもおいしい。パンケーキの甘さもたまにはいい。正直、全ておいしくいただける。家では玄米や雑穀米を混ぜた米飯が中心になっている。
Jayもそう大食漢ではない。健康管理に気を使う彼のことだ。ただ家でステーキをとなると、男性の役目かこまめに“バーベキュー”、の準備にかかり自ら肉を焼きだす。

   

           

体の疲れと胃の具合…、漬物でお茶漬けさらさら食べたくもなる。明日は浅漬けを作ろうかな。

カルタとりで覚えてくれるのは嬉しいが、Jessieが突然口にすることわざに耳が痛い。

  「みからでたさび」

「お母さんはどっちが好き?」と聞かれれば迷わず「fusion」
ライム系のビールはあっさりとした飲みやすさで今のお気に入り。
今日はやめておこうと思ったのにJayに勧められれば、つい!…
ああ、これだから・これだから…。やはり自業自得?


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 ちょっと疲れが・・・

2010年02月14日 | HALL家滞在記
                     = G'Day Mate   from Brisbane =

   

Noosa National Park ・ヌーサ国立公園までブリスベンから160キロのドライブ。
途中“Aussie Word”オージーワールドに立ち寄ってパブを覗く。100グラムほどのホームメイドのキャラメルチョコを買って4人で分け合った。4歳児も大人な並み、まっ、もう一口食べたいな、で終わるのがいいという事で…。
野生のコアラにはお目にかかれず、サーフィンをする姿を横目に森林浴。樹皮がはがれるペーパーバークツリーの姿がなにやら痛ましくさえある。車に酔う寸前、疲れた!

皆お疲れ?誰もいない静かな遅い朝… 
起きてみれば元気回復の若者ばかり…、今日は日曜日、Redcriffe・レッドクリフでのフリーマーケットに行ってみようという事になる。

総じて日本より物価高のオーストラリアでの生活。
スーパーで買えば小ぶりな白菜一株$3.50 を$1.50で、なす一袋10本を$2、細い大根1本$2、セロリの大株、??の菜っ葉など買って重い荷物を下げ歩き。

    

         マーケット会場のバックは、
赤茶っぽい岸壁が続くという海。なぜか、日本で感じる「潮風」あの独特な“潮のにおい”がないなと感じる。
タイ製らしいサンダル$25、可愛いのと日本でも履けそうなのとで買ってしまった。「こんなに安くは変えない。手ごろなお値段よ」の言葉を真に受けて??

ブラブラ見歩くことが苦手なJayは女3人を降ろしてヘアカットへと別行動の一日。
帰路はいとこのChrisとも合流し家でディナーを共にする。遊び相手が出来て大喜びのJessieと180cmを超える8頭身のクリスとのかくれんぼ。彼が数える「one・two ・three・・・eight ・・」の発音に「エイト」ならぬ「アイ」を聞いた。

兄弟・従兄弟おじ・おば・・・、家族ぐるみで一族の仲はむつまじく頻繁な交流があるHALL家。彼らは、Jessieを“ミニ○○”と娘の名を付けて呼んでいるのだそうな…。
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 3セントのお釣りはもらえない…

2010年02月12日 | HALL家滞在記
                     = G' Day Mate  from Brisbane =  

               

買い物をします。
レシートを見ても判じ物だった頃…、これって損しているのかなあと…。

品物に貼られた値札(消費税込み)の合計と支払額が一致しないことがある。お釣りがちがうのだった。ただ、慣れたら極めて合理的なのだろう。

① $9.98 + $9.99 = $19.97  $20で支払うと お釣りは 5セント。
② $9.99 + $9.99 = $19.98   $50で支払って お釣りは $30

①はトータル【19.97ドル】が 操作されて示される支払い金額は【19.95ドル】になる。
(従ってお釣りは5セント)
②はトータル【19.98ドル】が、支払い金額は【20ドル】で求められる。
(お釣りはちょうど30ドル)

仮に 合計金額 19.63ドルなら  19.65ドルを支払い
        19.62ドルなら  19.60ドルを支払う

つまりこの国には1セントがない!                      
硬貨は 50セント・20セント・10セント・5セント、ゴールドで1ドル・2ドルだけである。
3セントのお釣りを渡しようがないわけだ。

小銭は持ちたくない。日本円の“1円玉はじゃまくさい”と言うJay.
彼が子供の頃には1セントと2セント硬貨があったという。不便さを感じることのないおおらかさなのか、単にめんどくさがりやなのか…。
損しているとばかりには感じない。損得プラスマイナスゼロ。飲み込めさえすれば楽な計算法なのだろう。

日本の一万円札とのサイズの比較。そして100 $・50$紙幣のほかに20$・10$・5$紙幣がある。
濡れない破れないはセキュリティのためと。偽札の製造もしにくいと自慢。
日本で、一円玉が募金箱にたまっているわけはなんだろうか。

彼はあらゆる面で自国を愛する若者だ。国の文化が廃れるのは「恥ね」と言い切る。
昨日の「建国を記念する日」について口火を切ったのもJayだった。天皇の「象徴」の持つ意味にも関心を示す。
日本の文化の素晴らしさを思い、誇れる私ではあるのだが…。
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 ボタニック・ガーデンはお気に入り

2010年02月11日 | HALL家滞在記
                 = G'Day Mate!  from Brisbane =
  
     

ブリスベン川沿いにあるボタニックガーデンは、かつて何度となく足を運んだ大好きな場所のひとつ。
ここブリスベンの市街地は、京都と同じように碁盤の目のように通りがクロスしていて、通り名さえ確認すれば、地図を見ながらで充分歩きやすい。
しかも、南北に走る通りには女性の名、東西は男性名がつけられているのでわかり易いという特徴がある。

   3年前 

いつものコースは、緩やかな長い坂になった「アルバート・ストリート」を東へと下って、ボタニックガーデンの入り口に面した「アリス・ストリート」に突き当たるように歩く。
亜熱帯の植物が茂り、大木の大きな木陰が大好きだ。昼食をとる人、芝に寝転び、ベンチに腰掛け昼寝や読書をする人。仕事の昼休みなのだろう、川沿いの道をジョギングやサイクリングをする人。ボール遊びに興じる人達… 何をしていても自分の世界を持てる場所。
川岸で船を眺めながらのお気に入りの場所にはベンチもあって…、懐かしい。
娘にすれば、かつては日本人ママ同士、コミュニティ作りの集会の場であった。

          

Jessieと娘と3人で昼前にふらふらとやってきたシティ。おおかたの時間は小さな遊戯具で何人かの子供達も混ざってのJessieのお遊びに当てられてしまった。
写真は“芸術的な”と言っていいのかどうか、奇妙な形態になってしまっている木。何がどーなっているのか、枝が再び地下へと??? ようわからん不思議さ。

父親は、どこやらのペンキを塗るといっていた。「絶対にせえへんやろ~」、の娘の言葉通り、形跡はなかった。まさかゲームしてたとか…? 
 休暇をとっての最中、少しはゆっくりしていてください。
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 Australia Zoo…動物園日記

2010年02月10日 | HALL家滞在記
                = G’Day Mate !   from Brisbane =

      

Today we went to Australia Zoo.

Australia Zoo… 入園料は大人55AU$ 子供33AU$だったか、4400 円・2640円ほどになるのかな… 。あのディズニーランドと比較しても。こちらのテーマパークの入園料は高い!と嘆く若い二人。

この動物園のオーナーであったSteve Irwin (スティーブ・アーウィン)さんは、毒を持ったアカエイのとげに刺されて亡くなった。運が悪かった…と。世界中を巡る“クロコダイル・ハンター”として人気も高く、彼はJayに言わせると“オーストラリアのヒーロー”だったそうな。100億とある資産を有しながら堅実な生活ぶりにも好感を持たれているらしい。

ここへのツアーバス。この見事な彼の笑顔は、園内だけでもいたるところに溢れている。死後4年に、いつまでも彼の笑顔を広告にすることに異論を唱える向きもあるという。

     

ショータイム。鳥が会場内を、目の前すれすれに飛び回り“出口”から消えていく。
クロコダイルも然り。悠然とプールに姿を現し、上半身を起こしてえさをもらい、出口へと泳ぎ去る。アリソン・デイジー・アーニー…と名前がついたワニさん達。

ユーカリの葉しか食べないコアラは一日のうち18~20時間は寝ていると説明されている。ロー・エナジーの葉だけでは低カロリーでエネルギーが生じない。起きて活動するほどのファイトも出ないということだろうか。…にしても、かわいい!

足元ではあちこちで、Jayが名づけた我らが“Tom”の仲間と出くわす。

以前住んでいた家の庭を通り道にしていたTom。 彼はトカゲの大型判ともいえそうなリザード。

この国ならではの数々の動物との触れ合い。珍しくもあり楽しかった一日に感謝。



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 「Kokoda」

2010年02月09日 | HALL家滞在記
         = G'Day Mate! from Brisbane =

             

第二次世界大戦の戦地から帰還した兵士を始めその家族、戦死者の遺族はもちろん、…オーストラリア中から多くの人の力と資金を募って建てた戦争を忘れないメモリアルの施設でもあるらしい「Kokoda」 bar +grillでランチ。

建物の中に入るとすぐカウンターがあり、センスあるスタッフ陣が即応対。奥には、たくさんのお歳を召した方々がテーブルについて食事中。通路はステッキを突いて歩かれる人、手を繋ぐ老夫婦、ベンチに腰掛ける人…。

こんなに多くの年配者が一ヶ所で食事をしながらくつろいでいる、夫婦で、友人と仲間と思い思いに過ごす姿をかつて一度も見たことが無い。正直驚いた。
本来はメンバーになる必要があるらしいが、日本から来たというと難なく許可された。
“オーストラリア人は差別しない”とJay。

ブリスベンには連合軍の中枢部がおかれていたこともあって、日本軍による爆弾投下の標的の地であったという(日本側のミスでダーウィンに投下)。オーストラリア占領を目論む日本軍を阻止するためにニューギニアのココダが戦火に。たくさんの命が失われ両国ともで長年の遺骨収集の苦労が続くのは知るところだ。
そうした話に関心のあるJayだが、彼の質問に満足に答えられない。



映画『Kokoda』を持ち出し、「みるべきだ」とJay。
はい、ではそうします。滞在中にでもね。

   『The bone man of Kokoda』
       著者チャールズ・ハペル氏インタビュー[2008/9/04]

オーストラリア人ジャーナリストが元日本人兵士の戦友に対する忠誠心を描き注目を浴びている1冊の本を、書店で目にした人も多いのではないだろうか。著者であるチャールズ・ハペル氏にインタビューを行った。
「ポートモレスビー作戦」は、太平洋戦争のニューギニア戦線において、日本軍と連合軍とがポートモレスビーの支配を巡って行った戦い。この作戦で多くの戦友を失った高知県出身の西村幸吉さん(南海支隊第144連隊所属)はその時、「生き残ったら必ずこの地に戻り、戦友たちを日本の家族のもとに連れて帰る」と心の中で固く誓った。
 64年後の同じ場所。オーストラリア人ジャーナリスト、チャールズ・ハペルさんは、現在は当時の戦闘を偲ぶトレッキング・コースとなっている、その「ココダ・トレイル」を歩いていた時、日本語の忠魂碑を見つけ、道の案内人から遺骨を収集していた元日本兵が建造したものだと聞く。やがて西村さんの存在を知り、『The bone man of Kokoda』を書くに至った。
 本は西村さんへの取材や調査を通して、西村さんの生い立ちから第二次世界大戦への出征、ニューギニア東海岸に上陸後、オーエンスタンレー山脈にあるココダ・トレイルの過酷な条件下での豪州軍を主とした連合軍に対する日本軍兵士たちの必死の戦いが描かれている。所属小隊42人のうち、たった1人の生存者として奇跡的に生還した彼の終戦後の生活。そして定年後、ニューギニアで戦没者の遺骨・遺留物収集に尽力した25年間。高齢のためやむなく2005年に日本へ帰国するまでの西村さんの半生をドキュメンタリー風に追ったノン・フィクションだ。   (☆ネットから)

今日は少し難しい話をJayと交わした。

散歩をすれば、草のかげからコオロギの声。
雨が降ったり日差しが出たり、風の強い一日だった。

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 持ち味は“アバウト”? 

2010年02月08日 | HALL家滞在記
          = G'Day Mate!   from Brisbane =

  

ストラスパイン駅から約30分、city(中心街)のセントラル駅まで電車で出た。
“オフ・ピーク”(9時から3時半、あるいは、3時半迄に乗れない場合は7時以降終電までの時間帯に使用可)の割引乗車券を利用して、往復で8AU$、日本円に換算して片道300円ほどか。
京都市営地下鉄烏丸線は、「日本一高い初乗り料金、210円」、一駅間を三分で走って210円…。

  

手動でドアを開けて乗り込む。車内にはほとんど広告が無い。中吊りの広告などあったら、顔の前にピラピラと邪魔になりそうかな。

中高生が賑やかなおしゃべりを弾ませるのはいずこのお国も一緒のようだ。ストライプのワンピースがかわいい美少女ぞろい。
しかし何であんなに大きなバッグを抱えての登校なのだろう…。Jayに尋ねると、まず出た言葉は「Homework」、そして「Luch box is big!」。
サンドイッチ、スナック・フルーツ(リンゴ、バナナ、オレンジなどから)、ミューズリーバーなどが入っているのだと言う。そのbox自体が「オージーサイズね」と笑う娘。
だけど…空のランチボックスとプリント類だけの重さでは到底なさそうだ。テキスト類が詰まっているのだろうか。ま、いいか、どうでも。

居眠りしている人がいない。なぜ? 乗り過ごしたら1時間に1本か2本の運行で困るから、身の・荷の安全のため???…とは娘だが、Jayに言わせれば「Not tired」。
居眠りするほど疲れてない、という具合だ。


Jayが買ってきて玄関前に自ら植えた花木5本。この雨続きの中で上手く根付きますように!
なんといっても「夏」なんだけどな…、枯れなきゃいいのにな…。
オーストラリアン、ネイチャー、美しいポーチ周りにしたいJay。
“アバウト”が持ち味でもある彼にしてはひとつのこだわりの一面。それがなかなか楽しい。

エキゾティック、トロピカル…オーストラリアン~
そんな“ホットピンク”の可愛い花が咲く。でも、その花の名前は別に知らなくてもいいらしい。
やはり“アバウト”なJayなのだな。まっ、いいか。代わりに私が控えておいた。
「MANDEVILLA」マンデヴィラと言う。

若い若い二人が築いていく新居、これからこれから…
コメント (6)
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