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京都を拠点に活動する「ヘイルストーン俳句サークル」(2000年、英国出身のスティーブン・ギルさんによって設立)があることを知りました。共同製作した俳画を展示する企画展に出かけてみました。
英語俳句です。3行で作り、語数にはこだわらず、季語が含まれない場合もあり、切れ字に当たるのは「―」で表わされています。
日本の俳句と異なるところはあっても、「作品の精神は日本的だと思います」と会場に説明されてありました。
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In exchange for the last persimmons,
the white -eyes fill the branches
with song Richard Donovan
枝に残った柿のお返しに
メジロたちは木を
歌で満たしている
会員が描いた絵を持ちより、選んだ一点に俳句を添えるという試みでした。
自然や季節感にどう心を寄せて表現するのか、少ない語数でどのような英文に収められるのか、と興味を持ちました。目の向かう先、心の動き、伝えたい思い、情景…など、あれこれ想像をめぐらしながら、じっくり楽しませていただきました。絵と俳句の組み合わせの妙、描かれた世界もいろいろでした。
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Endless the pathway
redlent of times gone by―
Ogura’s shadow John McAteer
果てしなき
小径は時を偲ばする
小倉の山に影の射しきて
撮りためた写真に3行詩を添えてみるのもいいなと思ったとき、昨夏の高野山大学で講演された写真家・織作峰子さんのことが思い出されました。万葉集を本歌にして一首を添えているとお話でした。