
6月、滋賀県の大津港から船で「ぐるっとびわ湖島めぐり」(琵琶湖汽船)をしようと計画していたのですが、天候が悪く前日にキャンセルした事がありました。日を改めてという話に展開することはなく、代わりにもちあがったのが190円で琵琶湖一周をしようということでした。友人と3人、都合のあう日がようやくまとまって、この秋一番の冷え込みとなった今日、JRでぐるっと琵琶湖一周の旅を楽しんできました。
京都から大津までの一区間190円切符を買います。しかし、実際は大津へとコースをとるのではなく西側から湖西線で堅田や近江舞子を経ながら近江今津 - 近江塩津へと向かうことにしました。
近江今津で車両の切り離し作業を数分間待って出発。このまま終点まで乗り続けては福井県の敦賀に連れていかれますから、必ず近江塩津駅では降りなくてはなりません。降りた反対側ホームから今度は琵琶湖線に乗り換えて京都まで戻ります。

大津まで戻った時に一旦改札を出て改めて大津→京都間を買う手間を省くために、朝、往復切符を購入して乗車しました。
ぐるっとどちらから回ってもよいのですが、同じ区間を重複して乗ったり途中下車はできません。これが大周りのルールです。ただ、改札さえ出なければどこの駅で降りようと自由。
午前10時45分の新快速で京都駅を出発。近江塩津発12時05分の新快速で京都着は13時43分。3時間の旅でした。

素晴らしいお天気に恵まれました。対岸に何か所にも稲を刈り取ったあとを焼く煙があがっているのが見てとれます。稲刈りは大方すんでいるようです。余呉湖を見ながら持ち込んだお弁当を広げ、電車で食べるという喜びを分かち合い、お腹が膨れた友人はうとうと居眠りです。二人のおしゃべりがこもり歌になったとか…。
あまりにもスムーズに消化してしまって、あっという間でした。もっともっとゆっくり、湖西線は特にスローな旅がよいと思いました。
紅葉も雪の季節にもよさそうです。ただ、風が吹けば遅れたり止まってしまう事も多い湖西線ですから不安も…。