京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 心の贅沢を

2012年08月19日 | 日々の暮らしの中で

よく眠れるせいか、朝の目覚めが早い。

朝の空気ぐらいだ。気持ちよく過ごせる時間帯は短い。ウォーキングに時間を費やしてしまうなどもったいないと思う今年の夏だった。窓を開け、風を入れながら、用事を済ませているうちに身体も目覚めてくる。日差しが強くなるにつれて、脳の力は弱る。つまり、私の集中力がなくなるのは暑さのせい、だ。なるべく早い時間帯に少しばかり頭を使おうと過ごしてきた。

お盆の終わりとともに気持ちもゆったりとし、気分が少しばかり切り替わってきているのを感じる。夏休みで手を取られる子どもがいない代わりに、時間はある。日々の短い時間を積み重ねていくことでできることはありそうだ。
残暑は厳しいが、これまでとは風が違う。肌に心地よい。夜は気温が下がって涼しくもある。秋はしのびやかに近づいてきている。

蝉しぐれの勢いも減って、桜の木のあちらこちらでアブラゼミを目にする。孫を連れたおじいちゃんが素手で捕まえようとして、すんでのところで取り逃がした。のけぞった大層な驚きようが愉快だった。あんな小さなものが仮にぶつかってきてもどうということないのはわかっていても、確かに驚くものだとおかしい。
補虫網を手にした子どもたちが目立つ昼下がりの公園。午後2時過ぎから久しぶりにウォーキングに集中、汗を流した。今までの速歩のようなスタイルは止めにする。
コメント (4)
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