京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 遠来の

2015年09月07日 | 日々の暮らしの中で
朝は秋らしい澄んだ陽がさしていたのに次第に暗い雲が垂れて来た。雨が降らなければいいがと思いながら、「お茶しよう?」と連絡があった奈良からの友を京都駅に出迎えた。
先週の木曜日(3日)に大阪で会って、その翌日の電話だった。京都まで行くと言うし、はて何かな?と少し気にもなったが特別深い話はなくて、ほっとしたところがある。



京都駅に近いので、東本願寺にだけはとご案内。7月以来になるが、素屋根も外された阿弥陀堂の屋根瓦の波が美しい。内部の金箔や漆塗りの作業が続き、御本尊が戻るのは来年の三月末だと言うからフェンスがなくなるのはもう少し先になる。

吹き替えのために約10万8千枚の瓦が下ろされた。そして屋根の軽量化を図るために瓦と板との間に敷き詰められた土も取り除いたところ、屋根全体が約3センチ上昇したそうだ。6年ぶりに御影堂と阿弥陀堂とが姿を見せて並び立つ。御影堂は世界最大級の木造建築物、なんだって~
…など、お参りには何度も訪れているが、慣れないガイドを務めてみた。

また明日からがんばろう、ってさっき。









コメント (2)
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