散り敷かれた落葉。おびただしい数の葉っぱです。
人の言うことを
なるほどそうかとうなづけたら
何かそこには
小さな花が咲くようである (榎本栄一)
のにと、…心のどこかで相手の思考の柔らかさに期待をかけてしまった
けれどきっとはねつけるだろう、と距離を置いてしまった。
口をつぐむことにした。
不協和音は嫌だし、言い争っている場合でもなかった。
分かり合うには時間もかかるということ。何年もかかるでしょう、と言われる。
人と人をより深くつなげてくれる対話が不足。
時間をかけたその日々に、きっと実りの種は眠っていると思って…。
いやいや、人のせいにしていてはいけない。
【人の言うことを
なるほどそうかとうなづけたら
何かそこには
小さな花が咲くようである】