Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

肘折温泉 丸屋旅館

2008-08-02 02:46:25 | 国内旅行
香港から帰って早々、旅行仲間とまた温泉へ。
今回は山形の肘折温泉。山形新幹線で新庄まで行く。

9時半の「つばさ」に乗るべく東京駅へ行くが、早目についたので地下のグランスタでおめざを調達。
 京はやしやの抹茶パフェは東京駅限定だそうな。グランスタはおいしそうなものばかりで、まじにやばい。

朝からこんなものを食べつつ、友人とおしゃべりをしていると今度は駅弁の予約取り。米沢を通るとなればこれをはずすわけにはいかない。
 名物駅弁、「牛肉どまん中」。甘辛く煮た米沢牛の薄切りとそぼろがご飯の上にたんまり乗って、この味が嫌いな日本人なんているだろうか。

食べてしゃべっていれば3時間もあっという間。新庄駅に着いたら今度はバスに乗り換える。
 ローカルバスで小一時間。
 青々とした水田を通り、
山の中に入って谷あいに降りた所が肘折温泉。温泉街の狭ーい道を通るバスの運転手さんはすごい。

バス停に着くと男前の宿のご主人がすぐに出迎えてくれる。目指す宿はすぐ目の前だ。
 
築120年とかの建物はいかにも温泉宿らしく、玄関の看板がカッコいい。

若女将に迎えられてチェックインし、館内をサッと案内される。古い建物の中は和モダンに改装されて
 談話室とか
 読書室とか
ご主人の好みらしい。

2階のお部屋に案内されると
  
10帖の部屋にはすでに布団が敷かれ、後はもう邪魔されることがない。最近こういう仕組みの宿が増えたが、気楽で好きだ。

4時間かけてたどり着いた宿だが、ゆっくりする間もなく、迎えの車を頼んで立ち寄り温泉の「カルデラ館」へ向かう。
  
ここのお湯は炭酸泉。ちょっと熱めだが、くせがなくて気持ちいい。
 館内には飲泉所もある。こちらはお湯ではなくて、甘くないサイダーみたいで結構おいしい。胃腸に良いとのことだが、飲みすぎると下痢をするそうなのでご用心。

宿に戻る前に温泉街のはずれの温泉公園まで脚を伸ばす。
 
右のドームの中にはお湯がゴボゴボ湧き出していて、周りのベンチに座って腰を暖められる。
温泉街のあちこちには足湯もあるし、肘折温泉はいろいろとがんばっている。

宿に戻ったら食事の前に今度は内湯。
  
あまり大きくない浴槽だが、外には小さな露天風呂もある。ここは加水なしの源泉かけ流しだそうで、かなり熱くて長くは入っていられない。ちょっと緑色に濁ったお湯は硫黄と鉄分が入っているらしく、床や浴槽の縁に沈殿物がたくさん着いているのが温泉らしい。

ばたばたしているうちにすぐ食事の時間になる。電話で呼ばれて1階の食事室に行くと、すでに卓に皿が並べられている。
 いろいろな山菜に
 鮎の塩焼きとキャベツのお鍋(胡椒が効いてスープがおいしい)
 山菜のてんぷらはパリパリの揚げたてが後から運ばれてくるのが嬉しく
 米沢牛は大きすぎてくるし~(ただしこれは4人前)
 おいしいご飯にはとろろと具沢山の納豆汁がつくのでまた食べちゃって
 最後は小豆でしめ。

もう動けん、とゴロゴロしているうちに夜はふけて、寝る前にもう一度、今度は男女入れ替わったお風呂に行く。
 こちらは大きめの浴槽の半分が浅い寝湯になっていて、温度もぬるめで丁度いい。大きなお風呂を独占して、ああ、気持ちいい~。
 湯上りには冷蔵庫にあった謎のパイナップルサイダーを飲んで(でもあまりおいしくない)、これでぐっすり眠れます。


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コメント (8)
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