Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ムスタン紀行 2 ポカラ

2011-08-26 18:13:52 | チベット文化圏
8月7日

午前中はタメルでお茶したり、本屋をのぞいたりしてのんびり。
 完全に外人ツーリストのための町であるタメルはそれだけに心得ているというか、居心地がいい。

軽くお昼を食べてからトリブヴァン空港の国内線ターミナルへ。
  
ここも相変わらずバス・ターミナルなみのしょぼさだが、こちらも食パンと卵をぶら下げて飛行機に乗ろうというのだから丁度似合っているというべきか。

そのわりにネパールの空港はやたらにセキュリティが厳しくて手荷物やボディチェックが何度もある。
 そのために搭乗ゲートまで男女別になっていたりするのだが、このサインがトイレにしか見えなくてまぎらわしい。

ポカラまで乗り込んだのはイェティ航空のプロペラ機、Jetstream 41。

わずか30分ほどの飛行中にエプロン姿のCA嬢はキャンディと耳に詰めるコットンを配り、ピーナッツを配り、飲み物を配って大忙し。
このイェティ航空のロゴが大好き。

 到着したポカラ空港も相変わらずのローカルさ。
 
この小さな「到着ロビー」に預け荷物は人力で運ばれてくる。

  
ポカラでの宿はTrek-o-tel。ペワ湖畔に建つ静かでかわいいホテル。
 部屋もなかなか広くて悪くないのだが、標高800メートルのポカラはカトマンズより暑く、そなえつけの扇風機を回すとものすごい音。そのうえ夜は蚊の大襲来を受けてまいった。早く涼しい所に行きたいよ~。

蒸し暑い部屋でうだうだしていてもしかたないので湖畔をぶらぶらと中心街までお散歩。
  
土産物屋は10年前よりさすがに増えたようだが、歩いていて声をかけられるのは「ニーハオ」、店先の表示も漢字になっている。

我々の日本語ガイド曰く、「日本人は山が見たいので秋と春のベストシーズンにしか来てくれない、でも中国人は1年中たくさん来る」とのことで目下一番のお客さんとか。
カンボジア同様、中国から近くて安いネパールは人気の旅行先なのだろう。最も夏に来たあげくに「ヒマラヤが見えない」と文句を言う奴もいるらしいが。

それにしても旅先での日本人のプレゼンス、どんどん低くなっているのをひしひしと感じる。

のどが渇いたので道端の茶店でチャイを一杯。
  
店先に座っていたじいちゃんはこのあたりの店のオーナーなんだそうで、お見それしました。
一日中店先に座って道行く人を眺めているのだろう。
でもネパールのチャイはインドのように生乳を使わないのでいまいちだ。

 夕食は湖畔のレストランで、せっかくなのでペワ湖のお魚。
なにやらソースをかけて料理したがるネパール人に必死で「頼むから塩コショウだけで焼いて!」
お醤油を持ってくればよかった。


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コメント (3)
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