8月21日
ヌブラには温泉がある!
ということで今回の旅でもっとも楽しみにしていたことの一つがこのお湯に入ること。
ところがヌブラに入ってからの情報では8月頭の大雨、土砂崩れで浴槽がつぶれてしまい、道も通行不可能になっているとのこと。
がっかりしていたらスムルの宿の情報では道は何とか復旧し、お湯も出ているとか。
とは言え情報は錯そうしているし、行ってみなければわからない。
ガイドの山本氏は行きたくない様子がありありだったが、自分ともう一人がぜひ行きたいとお願いして、結局9人のうち4人だけが温泉まで行くことになり、まだ真っ暗な5時に宿を出発。
スムルから温泉のあるパナミックまではヌブラ川を北へ遡る。
通常であれば2,30分で行ける距離なのだが、途中の道は話に聞いていた通り荒れていて
山からの土砂で畑などがつぶされてしまった跡がありあり。
特にパナミック村の近くではまだ岩がゴロゴロしている個所もあり、全員車を降りてなんとか通過。
こんな悪路にも慣れているドライバーだからこその技。若いドライバー君に感謝。
結局1時間以上もかかってようやく目指すパナミックに到着。
温泉施設は村の上方、山をちょっと上がったところにある。
Panamic Hot Spring Kitchen と看板の掲げられたこちらの建物は見たところ無傷。きれいそうなこちらの施設には個室があり、手前の英語看板には入浴料30ルピーとあるが、早朝のこととて当然誰もいない。
そこで裏手に回ると倉庫のような建物があり、ドアには男性、女性の表示。ここが元からある温泉施設のようで中には5メートル四方ほどのコンクリの浴槽があるだけ。
しかし中は泥で埋まり、ここですべって尻もちをついてしまったので写真も撮らずじまい。
この建物の上からお湯が流れていて、本来はこれをパイプで温泉施設に送っている。
お湯の通り道は緑色に染まり、触ってみると47,8℃あるだろうか、かなりの熱さ。しかしこれをパイプで引けば、浴槽ではちょうどいい湯加減になるだろう。
結局お湯を浴びることはかなわず、熱いお湯になんとか足裏を漬けるだけになってしまったが、ほんのわずか硫黄の香りがしてなめても癖のないこのお湯、漬けた後には足がすごく軽くなった。
看板には皮膚病、胃腸、関節にいいとあるが、温泉の効能おそるべし。
温泉からは眼下のパナミック村が一望でき、日本であればここに宿の一つも建てたい所。なにしろ標高3200mの温泉だ。
以前に行ったバドリナートの温泉は標高3100mほどだったから今まで行った温泉の中では最高所。そう言えば泉質も似ているような気がする。
しかし今日は滞在20分ほどで残念ながら撤収。
ようやく日の当たり始めた対岸の村など眺めながら宿に戻って朝ご飯。
今朝はどっしりしたラダッキのパン。
本日この後はレーに戻るだけ。
再び河原の中の一本道を通り、ヌブラの村々に別れを告げてカルドゥン・ラへ向かって標高を上げて行く。
途中カルドゥン村で往路にも寄った茶店でまたチャイ休憩。
仲良くお茶を淹れてくれる若夫婦。
我らがガイドが持っているのはお茶請けの炒った麦。ポン菓子のようなもので香ばしい。
とこの後、グループの中で一番若い男の子に異変が。
食べたものを戻してしまい、手足もしびれているとのこと。
旅行の疲れで高山病症状が出てしまったようだ。
対処法は標高を下げることしかないので
道路工事などに会いつつも
曇天のカルドゥン・ラをさっさと通過して、大事なくレーに帰着。
再びリンジー・ホテルにチェックインして、夜はツアーメンバーで一緒に食事。
選ばれたのは出発前に一人で行ったチベッタン・キッチンだったので、先日は頼まなかったチベット・メニューを注文。
マトン・シャプタは肉と春雨、玉ねぎやピーマンのピリ辛炒め。
久しぶりのお肉はやっぱりおいしかった。
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ヌブラには温泉がある!
ということで今回の旅でもっとも楽しみにしていたことの一つがこのお湯に入ること。
ところがヌブラに入ってからの情報では8月頭の大雨、土砂崩れで浴槽がつぶれてしまい、道も通行不可能になっているとのこと。
がっかりしていたらスムルの宿の情報では道は何とか復旧し、お湯も出ているとか。
とは言え情報は錯そうしているし、行ってみなければわからない。
ガイドの山本氏は行きたくない様子がありありだったが、自分ともう一人がぜひ行きたいとお願いして、結局9人のうち4人だけが温泉まで行くことになり、まだ真っ暗な5時に宿を出発。
スムルから温泉のあるパナミックまではヌブラ川を北へ遡る。
通常であれば2,30分で行ける距離なのだが、途中の道は話に聞いていた通り荒れていて
山からの土砂で畑などがつぶされてしまった跡がありあり。
特にパナミック村の近くではまだ岩がゴロゴロしている個所もあり、全員車を降りてなんとか通過。
こんな悪路にも慣れているドライバーだからこその技。若いドライバー君に感謝。
結局1時間以上もかかってようやく目指すパナミックに到着。
温泉施設は村の上方、山をちょっと上がったところにある。
Panamic Hot Spring Kitchen と看板の掲げられたこちらの建物は見たところ無傷。きれいそうなこちらの施設には個室があり、手前の英語看板には入浴料30ルピーとあるが、早朝のこととて当然誰もいない。
そこで裏手に回ると倉庫のような建物があり、ドアには男性、女性の表示。ここが元からある温泉施設のようで中には5メートル四方ほどのコンクリの浴槽があるだけ。
しかし中は泥で埋まり、ここですべって尻もちをついてしまったので写真も撮らずじまい。
この建物の上からお湯が流れていて、本来はこれをパイプで温泉施設に送っている。
お湯の通り道は緑色に染まり、触ってみると47,8℃あるだろうか、かなりの熱さ。しかしこれをパイプで引けば、浴槽ではちょうどいい湯加減になるだろう。
結局お湯を浴びることはかなわず、熱いお湯になんとか足裏を漬けるだけになってしまったが、ほんのわずか硫黄の香りがしてなめても癖のないこのお湯、漬けた後には足がすごく軽くなった。
看板には皮膚病、胃腸、関節にいいとあるが、温泉の効能おそるべし。
温泉からは眼下のパナミック村が一望でき、日本であればここに宿の一つも建てたい所。なにしろ標高3200mの温泉だ。
以前に行ったバドリナートの温泉は標高3100mほどだったから今まで行った温泉の中では最高所。そう言えば泉質も似ているような気がする。
しかし今日は滞在20分ほどで残念ながら撤収。
ようやく日の当たり始めた対岸の村など眺めながら宿に戻って朝ご飯。
今朝はどっしりしたラダッキのパン。
本日この後はレーに戻るだけ。
再び河原の中の一本道を通り、ヌブラの村々に別れを告げてカルドゥン・ラへ向かって標高を上げて行く。
途中カルドゥン村で往路にも寄った茶店でまたチャイ休憩。
仲良くお茶を淹れてくれる若夫婦。
我らがガイドが持っているのはお茶請けの炒った麦。ポン菓子のようなもので香ばしい。
とこの後、グループの中で一番若い男の子に異変が。
食べたものを戻してしまい、手足もしびれているとのこと。
旅行の疲れで高山病症状が出てしまったようだ。
対処法は標高を下げることしかないので
道路工事などに会いつつも
曇天のカルドゥン・ラをさっさと通過して、大事なくレーに帰着。
再びリンジー・ホテルにチェックインして、夜はツアーメンバーで一緒に食事。
選ばれたのは出発前に一人で行ったチベッタン・キッチンだったので、先日は頼まなかったチベット・メニューを注文。
マトン・シャプタは肉と春雨、玉ねぎやピーマンのピリ辛炒め。
久しぶりのお肉はやっぱりおいしかった。
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