Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

21年初冬の大人旅 1 只見線前編

2021-12-23 11:36:45 | 国内旅行

毎年自分の誕生日時期に発売になる大人の休日俱楽部パス、今年も己にプレゼント、とでかけてきた。
今年はなんとこれで4回目のパス旅行。JR東日本に貢献しまくり。

12月1日

今回は珍しく東京駅から上越線で出発。
10時過ぎの「とき」、自由席が6割ほどの乗車率だったのは出張者が多かっただろうか。

今日はまず浦佐で下車。
 
浦佐駅は広い構内をいささか持て余している感じ。

駅前もが広々としているけれど、すぐ目の前にお食事処がある。
 今日はこちら「小玉屋」さんでランチ。

店内はファミレス風ではあるが地元のお客さんでいっぱい。
メニューも昔のデパートの大食堂のように和食から洋食、中華までなんでもござれで、南魚沼の町おこしらしい「本気丼(まじ丼)」なるものもあるが
 
今回はやはり魚沼の特産、山のアワビと称する天恵菇という椎茸をいただくことにする。

お願いしたのは握り。
 
椎茸と言えども広げてみると本当に大きくて、味はもちろん椎茸だけれど食感は確かにアワビっぽく、おいしい。
とは言えこれだけではさすがに物足りないので、もう一つこの店の自慢らしい「びしゃもん揚げ」を注文。
海、山の素材を使ったがんもとメニューにあったが
 周りはカリカリ、中の豆腐はトロトロでこれはクリームコロッケ。
でもなぜか味が付いていなくて、添えられた塩を付けて食べるが、もうちょっと味が付いていた方がおいしそう。

お腹を満たしたら浦佐から上越線で2駅の小出へ移動。只見線に乗り換えるが
 こちらは1日に4本しかないので乗り逃したら大変。
 
出発する時には学生も何人か乗っていて、この一日4本で通学って大変そう。

小出駅のすぐ脇には魚野川が流れているが、この日は水量が結構多かった。
 
駅を出ると周りは名にし負う魚沼の田んぼ、その中を列車は自転車より遅いんじゃないかと言う速度で進む。
 
しばらく行くうちに前日にでも降ったのか周りには雪が見えてきて、やがて山の中に入ると列車の速度はさらに落ちる。
 長ーいトンネルを抜けると田子倉湖が見えて
 小出から1時間13分で只見駅に到着。
 
この駅、なぜかホームと駅舎が離れていて、遠くで駅員さんが早く、早くと迎えてくれている。
それと言うのも只見線はこの先の会津川口との間が2011年7月の豪雨以来不通になっていて、代行バスに乗り換えなければならないから。

 
がらんとした駅前からマイクロバスに乗り込んだのは5人。自分以外はこれもおと休パスであろうおじさんばかり。

バスは各鉄道駅近くのバス停に寄りながら行くが、途中で乗り降りする人は皆無。
 
駅も板囲いされていたが、周りの家々も1階の窓などは閉ざされていて、この辺りよほど雪が積もるのだろうか。

 
只見川が見えると護岸工事をしている箇所なども見え
 
これも工事中の鉄橋や小さなダムが見えたら
 50分で会津川口駅に到着。
ここから会津若松までは列車が運行しているので、自分以外のおじさんたちはすぐに列車に乗って行ってしまった。

 
しかし自分はここからまた一日3本しかないバスに乗って今夜の宿泊地へ移動する。


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コメント
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