Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ボルネオ再訪 2 バンダルスリブガワンの午前

2025-01-13 16:00:27 | 東南アジア

11月28日

宿泊しているホテルは朝食付き、なのでレストランに行ってみると
 なんとも貧相な品揃えで食べるものがない。昨日買ったバナナに助けられた。

8時半にはホテルを出て町の探検に。
 
出てすぐの所には大きな中華学校があるのが北ボルネオらしく、大通りに出るとセレモニアルホールと国会議事堂がある。

 
そのまままっすぐ歩いてビルの谷間に見えるのは真っ赤な中国寺院。
 
道を折れるちょっと不思議な形の時計台と広い競技場があって、
 
その先に見えてくるのが金色のドームがまぶしいスルタン・オマール・アル・サイフディン・モスク、通称オールド・モスク。その周りに建つのは宗教関係のお役所らしい。

 
立派な門を入って中の人に声をかけると、異教徒は正面のちょっと脇で長いローブを着て、囲われたエリア内にだけ入れるという。
 
そこで中を覗かせていただくと、アーチを描いた天井やステンドグラスの窓も優雅。
  
外には柱廊で囲まれたプールがあり、池には御座船が浮かんでいる。
このモスクは前国王がイタリア人建築家を招いて1958年に建てたのだそうだ。

ここからブルネイ川に向かって歩くと現れるのがヤヤサン・コンプレックスという大きなショッピングモール。
 
2つに分かれた建物の中にデパートやスーパーなど入っているが、まだ早くて店はほとんど開いていない。
しかしここでやっとATMを見つけて現地通貨を入手。
バンダルスリブガワンでは歩いている人などほとんどなく、街中にはアジアの町なら大抵どこにでもあるコンビニやATMが全く見当たらなくて、これが結構大変なのだ。

ヤヤサンを突き抜けると目の前を流れているのがブルネイ川。

対岸に見えるのがカンポン・アイールと呼ばれる水上集落なので
 すぐに寄って来るボートに乗せてもらう。渡船料はB$2(約250円。相場はB$1らしいが、交渉が面倒なのでそのまま乗船)

 
桟橋に着くと「ワニ注意」の看板があって、水に落ちたらやばそう。
 
まずは左手に歩いて行くときれいな新築らしい家が立ち並んでいて新興住宅地みたい。

 
その手前にカルチュラル&ツーリズム・ギャラリーなるものがあるので入ってみると、中には水上集落に関する展示がある(撮影不可)。
 
脇の物見やぐらのような塔に上れるので上から水上集落を俯瞰。センターには地図もあるが、意外に行き止まりの道が多くてすぐ目の前の家に行けなかったりもする。

センターを出て集落の中を適当に歩き回る。
 
家々の間を木道がずっと続いていて、途中に屋根付きの休憩所がある所もあるが
 かなりくたびれた板もあって、ぼーっとは歩けない。
いまだ数千人が住んでいるらしいが、老朽化した家はもう廃屋になっている所もかなりみえる。

 
とはいえカラフルに塗られた家などもあって、大きい建物はゲストハウスや学校になっている。
 
このあたりでポピュラーなえびせんを乾燥させている一角もあってカラフル。

ずっと歩いて行くと水上消防署と水上モスクもあるが
  
 
ここは裏はもう普通の陸地で、この前は大きな駐車場になっている。

 
大きな橋が見えたらもう水上集落の端。桟橋で待っていればボートが来てくれるので
 
大きな学校らしき建物の脇を飛ばして出発点に戻ってきた。

朝、歩き始めた頃はまだそれほどでもなかったが、このころになるともう暑くて汗だく。
 
なのでヤヤサンの2階のフードコートに入って冷たいレモネード、B$2。生き返った~。

ついでにスーパーを覗いてみると
 
広~いスーパーに大量の卵。この量を買うとはブルネイは大家族なのか、よほど卵を食べるのか。
 おいしい鰻蒲焼まで売っていて、一度に大量の買い物をしている人が多いが、見ているとほとんど現金払いでクレジットカードはあまり使っていない。

このスーパーには気の利いたことにブルネイ産土産コーナーもあったので
 
インスタントラーメンとタピオカクッキー、スナックを買ってみた。
お菓子はなかなかおいしくて気に入ったが、ブルネイで作られているのはこれぐらいらしい。

一度ホテルに戻ることにするが、あまりに暑くてとても歩く気にはなれない。
そこでブルネイ独自の配車アプリ、Dart を利用。
ブルネイではGrabが使えなくてDartだけ。使い方はGrabやUberと同じだけれど、呼んだ車がどこまで来ているかわからないなど細かい所がちょっと不便。
それでも暑い中を歩かずに済んで、Dartを入れておいてよかった~。


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