この2週間はコーカサス地方のジョージアに行っていた。
ジョージアに行ったのは2015年以来2度目。
前回はアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの3国をめぐり、どの国もそれぞれ面白かったが中でも居心地がいいのがジョージアだった。
今回はジョージア1か国の訪問、前回以上に楽しめたが、驚いたのは物価の上昇。
円安のために現地通貨の換算レートがとんでもなく悪くなっている点も大きいが、現地人にとっても物価上昇は大問題とのこと。
その最大の原因はロシア人の大量流入だそうで、ウクライナ侵攻以来、なんと20万人ものロシア人がジョージアに入国したらしい。
というのもジョージア人がロシアに入るにはビザが要るが、ロシア人がジョージアに入る際には不要とのこと。
しかも流入してくるロシア人はIT関連などリモートで働ける裕福な人が多く、彼らが特に家賃を高騰させているのでジョージアの若者は住む所にも困るようになっているのだとか。
もちろんそれ以前から南オセチアとアブハジアの問題からロシアへの感情は最悪。
というわけで
家の窓からウクライナ支援の国旗を掲げる家も多く
特にトビリシの街角にはこんな落書きがいっぱいある。
EUとNATOへの加盟が現在のジョージアの悲願らしいが、発展途上国としては簡単ではあるまい。
で、ゴミ箱にはこんな落書きも見かけたが
あまりに卑猥な言葉で現地ガイドは訳してくれなかった。
まあ、想像通りの言葉です。
とは言えジョージア国内は平和そのもの。
山岳地方などは暖房が必要なほど涼しくて、今の日本には帰って来たくなかった・・・。
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