7月16日
朝8時にバスで出発。ドロミテ街道を東へ向かう。
途中の村々には必ず高い尖塔の教会。
緑の牧草地の向こうには垂直に切り立った岩山が続いて見飽きない。
やがて見えてくる大きな岩の塊がドロミテ山群で一番高いマルモラーダ、3,343m。
1時間半でマルガ・チアペラに到着。
標高1,467mのここから3,265mのプンタ・ロッカまでロープウェイがあるのだ。
目の前にそびえる岩山の上の駅まで上って行くロープウェイを見て
我々も乗車。
ぐんぐん上がって2,350m地点で乗り換え、さらにもう一度2,950mで乗り換えて
頂上駅に到着。駅を出ると広いテラスがあって
周りの山々、山の下のフェダイア湖や、その向こうの切り立った岩山も見えて素晴らしい景色。
気温は14℃だけれど日差しが強くてまったく寒くない。
ガイドによるとここも10日前に来た時は一面ガスで何も見えなかったというから今回は本当に運が良かった。
一つ下の駅では雪の中に出られるので、テラスからの景色を堪能したらロープウェイでSerauta駅へ。
雪の上でうれしそうなワンコたち。
ハイキング中も犬連れがたくさんいたが、このロープウェイにも何匹も。どの犬もよくしつけられておとなしく、ヨーロッパは流行るとみんな同じになってしまう日本と違って犬種が多くて楽しい。
このSerauta駅の構内にはマリア像を祀った小さな聖堂があって
ここにはなんとヨハネ・パウロ二世もいらっしゃったのだとか。
さらにここにはカフェと小さな土産物屋があったので
記念にTシャツを一枚お買い上げ。
もう一つ下のCoston d'Antermoja駅でも外に出てみると
山頂には雲がかかって見えなくなっていた。
タイミングよく山頂に行けて良かった、とホクホクしながら下山。
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