Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

法師温泉「長寿館」再訪

2025-01-05 14:52:51 | 国内旅行

昨年の暮れのこと、毎年恒例の友人との年末温泉、友人がめでたく秘湯スタンプ10個を達成したので、一昨年行った法師温泉にご招待で行くことになった。

ちょうどお昼前の新幹線なので駅弁を調達。
 上毛高原までは1時間で着いてしまうので忙しい。
 降り立った駅の前には前回とは違って全く雪はない。
30分ほど待つうちにバス停には行列ができて、猿ヶ京行きのバスはいっぱい、欧米人も5人ほどいる。
その全員が当然のように法師温泉行きの町営バスに乗り込んで、宿の人に聞くと最近は半分は外国人なんてこともあるのだそうだ。

猿ヶ京までは周りにも雪はなかったが、ミニバスで標高が上がるにつれて道路脇に雪が見えてきて
 
玄関前に小さなクリスマスツリーの置かれた長寿館の周りは雪景色。
 2時20分に到着した宿泊客は全員ロビーで待たされて、3時になった途端に全員たくさんのスタッフに客室に案内される。

前回は古い別館に泊まったが、今回は友人がご招待なので玄関の向かいにある法隆殿に案内された。
  
 平成元年に建てられた新しい建物ながら外観は他の建物と違和感はない。

入ってみると部屋はちょっと驚く広さ。
 
結構な広さの踏み込みから入るメインの8畳の脇にはテーブルスペースがあり、隣には流しの付いた4畳半にこたつの用意。
 
やっぱり秘湯の会のご招待は待遇がいい、と雪景色を見ながら温泉饅頭をいただく。
ちなみにこの部屋、招待ではない自分は25,450円のお支払いになった。

一息入れたらもちろん温泉にGo、だが、法師温泉で残念なのは到着した午後の女湯は一番新しい玉城乃湯だけなこと。ここ、洗い場など設備は良く露天もあるが、お湯が塩素くさいのだ。せめて小さくても足元湧出でお湯のいい長寿の湯に入れればいいのに。

と文句を言いつつ露天に浸かっていると、外国人の女の子も気持ちよさそうに長湯している。さすがこんな所まで来るだけあって、温泉の入り方をちゃんとわかっている。なにせ脱衣場には入り方の説明が10か国語で書かれているのだ。
 
風呂上がりに飲む冷たい湧き水がおいしい!

夕食は一律17時半で、前回は部屋出しだったが法隆殿の場合は食事処。
その前に暗くなった外に出てみると
 
さすが雰囲気満点。

食事の方の内容は2年前とまったく変わらず、
  
 値段の割にちょっと残念かも。

夕食後は8時から待望の法師の湯の女性時間。
すぐに行くと混んでいるだろうと30分ほど待ったが、中はお姉さま方の話声で大変ににぎやか。
ここは9時ごろ行くのが正解のようで、その頃には人も少なくなって足元から上がってくる新鮮なお湯と風情ある浴室を堪能できる。

翌朝は5時半に長寿の湯に行ってみると外国人の女の子が一人いるだけで、こちらも静かにお湯を楽しめた。
ただし6時過ぎに友人が行くと、こちらもお姉さま方でごった返していたとか。

 これまた全く変わらない朝食をいただいたら、チェックアウトは10時半なので外へ散歩へ。

 
今回はまだそれほど雪も積もっていないので宿の少し先まで行く。
 
すると小さな薬師堂と、一段とかわいらしいお稲荷さんがあって
 
さらに先に「ころり観音」の標識があったので少し坂を上がってみると、「末はころり観音」と書かれた石碑が立っているがお堂などはなし。

ここでタイムアップ、宿に戻ってチェックアウトし、さらにロビーでしばらく時間をつぶして11時25分発の町営バスへ。
 
法師温泉、宿はちょっとお高いが、やっぱり法師の湯は唯一無二。


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コメント (2)
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