11月9日
朝食後になごりの一風呂を浴びたらタクシーで鹿児島空港へ。
運転手氏によると鹿児島県民には現在旅行の県民割りがあって、宿泊代が半額になるのでこの週末は家族で霧島ホテルに泊まるとか。県民割り、いいなあ。
空港で売店をひやかしていたら面白い店を見つけた。
マスクやTシャツに有名ブランドのパロディー・ロゴが入っていて洒落が効いているけど、商標的に大丈夫なのかとちょっと心配になる。
サクララウンジは随分小さいけれど、なかなか落ち着く造り。
羽田より置いてあるお菓子もいいぞ。
時間になって搭乗開始。
屋久島行きはエア・コミューターのATR42-600。この便は48席の7割ほどの搭乗率。
外を見ていると隣のJ-Airの機体に何やら動物キャラクターが見えるが、友人と頭をひねっても何の動物だかわからない。
世界遺産云々とあるし、場所柄奄美の動物じゃないかと調べたらやっぱり、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコだとか。かわいいけど、これはわからない。
出発すると久しぶりのプロペラ機の音にワクワク。
あいにくの曇り空ですぐに下界が見えなくなってしまったが、キャンディーを一つ配られるとすぐに降下が始まる。
雲の下に出て見えた平べったく細長い島は種子島。
そのすぐ隣が目指す屋久島だがこちらは海岸からすぐに山が立ち上がり、海辺も断崖なのが見える。
飛行時間はわずか30分。屋久島ってもっと南の絶海の孤島だと思い込んでいたが、意外に鹿児島本土に近く、周りにも島がいっぱいあると行って初めて知った。
強風が吹いていたが見事な操縦で無事に小さな屋久島空港に到着。
すぐにタクシーで宿のある宮之浦へ。が、チェックインにはまだ早いので荷物を預けて町の見学へ。
高台にあるホテルから下りて行くとすぐに宮之浦港。
強風でもフェリーはなんとか来られたよう。
港の脇には屋久島環境文化村センターなる立派な建物があって、中には観光案内所や展示ホールがあるが、お目当てだったカフェはなくなってしまった様子。
少し歩いてみるが軽くお昼を食べられそうな店は見当たらず
「ふるさと市場」なるお土産屋さんの中に食堂があったので
朝食がいっぱいだったし、宿の夕食にも備えなければならないのでおにぎりとお味噌汁だけいただいた。
雨も降っているし、近くに見どころもなさそう、と宮之浦の見学はこれで終了。
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