4月25日 続き
約束通り3時に宿の車に迎えに来てもらい、宿にチェックインはしたけれどすぐにまた外出。
歩いて向かったのは昼神温泉の中でも阿智川上流、一番奥にある「阿智の里 ひるがみ」。
この周りにも花桃がいっぱい植えられているので盛りにはきれいだろう。その奥に見える大きな宿「湯元ホテル阿智川」に源泉があるらしいが、残念ながら日帰り入浴は受け付けていない。
「阿智の里 ひるがみ」の方は以前は国民年金健康保養センターだったそうで
ロビーなどいかにもな造り。フロントで700円を支払ったら早速奥にあるお風呂へ。
先客が2,3名いたので写真はHPから拝借したが
内湯には42℃ほどの小さめの浴槽と40℃ほどの大きな浴槽、外にも大小二つの露天がある。
お湯は手をつけただけでもわかる超ツルツル湯!
それもそのはず、ここはph9.8の強アルカリ性単純硫黄泉。無色透明で硫黄の香りもわからないほどだが、まったくローションの中に入っているよう。
循環で塩素消毒もしているそうだがにおいが気になることはなく、途中から友人と独占状態になってツルツルを満喫。
大満足して、帰りは阿智川沿いをちょっとお散歩。
この川沿いに21軒の宿があるそうだが、立派な大型ホテルが多い。
そんな中、今回選んだのはこじんまりした「旅の玉手箱 おとぎ亭光風」と言うお宿。
ロビー脇にいつでも飲み物がいただけるラウンジがあったり、帯地を使った飾りつけをしたりで、送迎サービスと共に努力をしている様子がありあり。
チェックインと同時に清算と言われてちょっと驚いたが、こちらの宿ではアルコールも含めた飲み物がすべてフリーで追加費用がいっさいかからないようになったらしい。
さらに部屋へ向かう前にはゆかたとアロマを選ぶことができ
枕も好きなものが選べる。低反発好きとしてこれはポイントが高い。
部屋は畳敷きにベッド。最近の温泉宿、こういう設えがとても多くなった。
古い部屋のリノベーションで窓からの眺めもないけれど、ベッドの寝心地は良くて問題なし。
浴室はここも内湯の外に露天がある造り。
露天は小さめだけれど内湯は十分に大きく、7ヶ所ほどある洗い場にはそれぞれ違うブランドのシャンプー類が置いてあって選び放題。
お湯は「阿智の里 ひるがみ」と同じはずだが、ツルスベ感が若干弱いのは源泉からの距離のせいだろうか。
他に貸切風呂も2つあって、HPには有料とあるが空いていれば無料で入れる。こちらには入りそびれてしまったけれど。
夕食は18時から、食事処の個室で。
とても華やかな皿には温野菜サラダ。鍋は竹の子の入った山菜鍋。
煙がもくもく出る玉手箱の中にはお造り。
他に和牛ステーキと魚の唐揚げが来て
デザートは抹茶とイチゴのムース。
さらに風呂敷包みのお夜食までいただいたが、正直なことを言ってこの食事にはがっかり。
お造りやステーキは素材からしてあまり質が良くなく、お鍋など味付けが甘すぎて、最近泊まった宿では最低レベル。
旅行予約サイトなどの口コミを見ると食事の評価も悪くないのに、これはどうしたことか。
まさか飲み放題にしたから食事の質を落としたわけではあるまい。
懸念した翌朝の食事はごく普通に良かったのでなおさら夕食が惜しまれるのだった。
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