Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

長野・岐阜の旅 6 下呂温泉合掌村

2023-05-12 17:23:06 | 国内旅行

4月27日

朝食前に水明館の大浴場へ。

フロントのある飛泉閣9階に上がると目の前の川向こうに下呂温泉の旅館群。
 
反対側には駅が見える。

 
廊下には懐かしい小島功さんの色っぽいポスターが並んでいて昭和の香り。

写真はHPから

展望風呂は女性用の方が川に面していて名前に偽りなし。男性用は駅方面を向いていて入れ替えはなし、案内の仲居さんが「女性の方がずっといい景色です」と言っていたのがおかしかった。
日が燦燦と入り広々とした浴場だけれど、お湯はちょっと塩素臭が強くて、前日入った下留の湯の方がいいとこの後入りなおした。

朝食は昨晩と同じ食事処でビュッフェ式。
 
さすが大旅館で選択肢が多く、あのうっとおしいビニール手袋がなくなったのがうれしい。
環境保護とは正反対のあの手袋、果たしてどれだけ意味があったやら。
 
小鉢をたくさん並べて、さらに洋食皿まで取ってしまったのは懐かしいハンバーグが乗っていたから。まぎれもないイシイのハンバーグは昔のままの味だった。

食事の後は荷物を預けて下呂温泉の散策へ。
 
飛騨川をまたぐ橋を渡るとやっと水明館の全体像が見える。3つの建物が連なって本当に大きな宿だ。

橋の先には両脇が遊歩道になった小川が山から下ってくる。
  
これをまたぐ橋の上には江戸時代に下呂温泉を紹介した林羅山の像があるが、その対面になぜチャップリンが座っているのかは謎。

小川沿いに温泉街を上り、さらに急坂を上がってやってきたのは下呂温泉合掌村。
 
ここには白川郷から10軒の合掌造りの民家が移築されていて
 民俗資料館になっている家を覗くと
 
たくさん並んだ火鉢の絵がまた昭和臭くて面白い。

ひときわ大きな一軒は屋根の苔も美しい旧大戸家住宅。
  
 
こちらは国会議員、平沢勝栄氏の生家だそうだが
  
 
多くの使用人がいたであろう大きなお屋敷。
 
2階は養蚕部屋になっていて、女性がたくさん働いていたらしい。

高台になったここからは下呂の温泉街が見下ろせて
 
他の家は食事処や休憩所、体験施設になっている。

 敷地内になぜか「料理の神様」がいらっしゃったので、おいしいものが食べられますように、とお願いしておいた。

合掌村の見学を終えたら水明館に戻り、ロビーにあるラウンジで帰宅前に一休み。
ここでぜひ食べたかったものが枡に入った抹茶ティラミス。
 カエルがお風呂に入っているのは「下呂」でゲロゲロのカエルという洒落らしい。
昔懐かし、コルゲンコーワのカエル(と言ってわかる人にはわかる)と小さなてんとう虫はチョコレート、むせるほどたっぷりかかった抹茶の下はマスカルポーネムースとスポンジで、昨晩のケーキもおいしかったし、こちらのデザートには大満足。
 友人の下呂シューパルフェもおいしかったらしい。

帰りも短距離ながら宿のバスで下呂駅まで送ってもらい
  
 今度はちゃんと特急ひだに乗れた。

 
飛騨パイン牛乳を飲みながら飛騨川沿いを走って、途中の岐阜駅のスイッチバックで進行方向が逆になるのにびっくりしつつ名古屋に到着。
 名古屋からの新幹線の混み具合にも驚いたが、富士山の姿を愛でつつ無事に帰宅した。


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