5月17日 続き
昼食の後は目の前のテイデ山にロープウェイで上る、はずだった。
ところが空に雲一つなく、ロープウェイもしっかり見えているものの、今日は山上の風が強くて一日中休止が決定したとのこと。3,555mまで行けるはずだったが、残念。
そこでバスは山裾をまわり
テイデ山の西側にあるPico Viejoという火口の見える所までやってきた。ここは最後の噴火が1798年ということで溶岩が黒々。
しかしこんな所にも花は咲く。
次に向かったのはロケ・デ・ガルシアという奇岩で有名な所。
ロープウェイが止まっているために観光客が集まって、道の両脇にはレンタカーがぎっしり。
岩に登る人もいっぱいなので道の反対側の小山に登ると
ぽっきり折れそうな岩の向こうにきれいなテイデ山の姿。
反対側には迫力の溶岩原が見えて、ここを歩くトレイルやハイカーも見える。
山の斜面には小さめのエキウムがいっぱい。
車が並ぶ先に見える黄色い建物はパラドール。
その玄関先にもエキウムがたくさん植えられていて、駐車場にあった一本は特に立派。ちなみに写真を撮っている友人は約160㎝、このエキウムは2mぐらいあるが、もっと大きくなるものもあるらしい。
ロケ・デ・ガルシアを離れてまた別の溶岩原が見える展望所へ。
この展望所の周りにもエキウムがいっぱい。
見れば見るほど面白い花で、みんな夢中で写真を撮るが
一生懸命働く蜜蜂さんたちも夢中らしく、刺される心配もない。
帰路は軽石が砕けて砂漠のようになっている所や、阿蘇を思い出す外輪山など見て
ようやく見えるようになった下界へ戻った。
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