文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

恋と嘘(1)

2017-07-28 09:21:44 | 書評:その他
恋と嘘(1) (マンガボックスコミックス)
クリエーター情報なし
講談社

・ムサヲ

 7月から深夜アニメでも放映を始めたので、原作の第一巻をちょっと読んでみた。舞台は、おそらくこの世界ではない、どこか似たような世界。何しろ、この世界では、少子化対策のために、16歳になると、国が結婚相手を決めるというのだ。誰が相手になるかはDNA次第。うまく当たればバラ色の未来が待っているが、くじ運が悪ければきっと地獄が待っているだろう。

 まさに人生最大の博打のようなものだ。ということは、先般紹介した「賭ケグルイ」((原作)河本ほむら、(絵)尚村透:スクウェア・エニックス)の蛇喰夢子さんなんかにはたまらない設定だと思うのだが。いっそコラボ企画で、夢子さん運なくトンでも男と結婚させられたという設定で描いたら、結構面白いんじゃないかな(笑)。

 それはさておき、主人公は、根島由佳吏という高1の少年。同じクラスの美少女・高崎美咲と相思相愛だということが分かったが、そんな時に由佳吏のところに結婚相手を知らせる「政府通知」が送られてくる。その相手は、真田莉々奈という女子高に通う才色兼備の美少女。なんといううらやましい設定だ。この作品はそんな彼ら、彼女らが繰り広げる一種のラブコメかと思いながら、録画していたアニメを視ていたら、由佳吏の親友である仁坂悠介がちょっと気になる行動を。んっ、まさかBL的展開も? いや、さすがにそれは勘弁願いたいのだが・・・。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。



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