文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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書評:旦那様、姫騎士様はツンデレってやつですよ、ふぁいと♪ もう一発!

2018-08-24 09:24:01 | 書評:小説(SF/ファンタジー)
旦那様、姫騎士様はツンデレってやつですよ、ふぁいと♪ もう一発! (オシリス文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / エンターブレインDMG

・桐刻、(イラスト)まくわうに

 ハルキと結婚したユアンは前巻末で、母親が引退したため新女王に。根が生真面目なユアンは、新女王の仕事に手いっぱい。新婚なのにも関わらずハルキの夜の相手は満足にできない。ユアンは本当はハルキのことが大好きなのだが、昔のようにツンデレ状態に。結果、二人の間に秋風が・・・。

 欲求不満になっていたハルキは、ユアンの世話係から彼の専属メイドになっていたセレネに手を。彼女は、ユアンと3人でプレイした仲なのだが、やはり自分抜きでそんなことをされるとユアンも面白くない。そのうえ、セレネにつわりが。彼女を姉のように思っているユアンは、悩みながらもセレネ母子の面倒をみるという。実はこれはセレネの企みであり、妊娠したというのは嘘で、ユアンを焦らせて早く跡継ぎを作らせるためなのだ。

 「雨降って地固まる」という言葉もあるように、結局ユアンとハルキは互いの大切さを再認識して、セレネも愛人ポジションをしっかりキープ。つまりはみんなWin-Winということだ。しかしハルキ、これから二人を相手にしていかなくてはならないということは、なかなか大変だなあ・・・。

〇前巻のレビュー
旦那様、姫騎士様はツンデレってやつですよ、ふぁいと♪

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

コメント
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