丘乃上女子高等学校に通う、バイク部の生徒たちを描いたこの作品。主人公は佐倉羽根という女子生徒。そしてバイク部の面々は、来夢先輩、三ノ輪聖、天野音紗。そしてバイクではないが、よく一緒に活動している鈴乃木凛。それぞれ、ホンダ(羽音)、カワサキ(来夢)、ドゥカティ(聖)、ヤマハ(音紗)、スズキ(凛)のバイクに乗っている。ちなみに、凛のスズキ愛はすごく、よくそれを音紗にからかわれてケンカになっている。つまり、凛と音紗はケンカ友達とでも言おうか。
来夢先輩はめでたく?留年。またバイク部で活動を続けることになったが、丘乃上の校長であるたづこがまだ女子高生時代から、バイク部の先輩としていたようだから、いったいいつから、そしていつまでいるつもりだ。そして、新学年になり、バイク部に新入部員が入ってくる。中野千雨という現役のミニバイクレースのチャンピオン。背が低く、普通のバイクでは足が届かないのがコンプレックス。(以上5巻)
羽根は、音紗の実家ニコイチメータースで、教習車だったバイ太とめぐりあう(ただしガソリンタンクのみ)。そして三ノ輪家の執事、早川さんが若返ってしまう。その姿はなんと男の娘。本人曰く、当時の三ノ輪家は女系家族だったので、メイド姿の方が都合が良かったらしい。でも早川さんのバイクの腕は、来夢先輩と肩を並べるくらいすごいものだった。(以上6巻)
可愛らしい女の子たちが、バイクにのってきゃっきゃっしているのは見ているだけで、なかなかいいものだ。音紗と凛のケンカも、結構面白い。
☆☆☆☆