文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

デンキ街の本屋さん 2

2021-11-21 08:49:00 | 書評:その他

 

 

 大分前にアニメでも放映されていた作品の2巻目。デンキ街にあるマニアックな本屋さん「COMIC うまのほね」で奮闘するスタッフたちの日常を描いた物語だ。ここで働く人たちは個性的な人ばかり。一番面白いのが、エロマンガの知識がすごく、客に適切なアドバイスをすることができるソムリエと、ゾンビ大好き女子高生の腐ガール。ちなみに二人は互いに好意を持っている。

 その他、漫画家を目指す先生とその先生の道人活動を手伝っている海雄、キャスケット帽とカメラが離せないカメ子、「非オタ」枠で乗せられ安いひおたんなど面白そうな人ばかり。

 描かれているのは、新刊ラノベの深夜販売の様子。それにしても深夜販売なんてあるんだ。地方では聞いたことがない。それと1月1日の様子。この日は俗に「コミケ4日目」(なぜか作品中ではコミカと書かれているが)と呼ばれ、コミケ3日分の同人誌が、委託販売でショップに並ぶらしい。

 ソムリエは、ソムリエ会と称して、この店でエロエロな本を客に紹介するイベントをよく行っている。このソムリエ会の来るのが、「エロ本Gメン」の女性。摘発しに来るのかと思えば、

私は・・・不健全人間です これからも不健全な本・・・教えて下さいね


だって。

 特に大きな事件が起きる訳ではないが、全体的にユーモラスで面白い。読んでいてついにやにやしてしまう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

コメント
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