ラーメンが大好きな美少女女子高生小泉さんと、そんな小泉さんが大好きな同級生・大澤悠(女子です)の物語の5巻目。この巻は全巻から引き継いだ話題で始まる。そう「つけ麺」は「ラーメン」かということだ。これは、どこまでがラーメンなのかという哲学的な?問いに繋がる。自分でラーメンと言っていればラーメンになるのか?ラーメンとそうでないものの線引きはどこで行うべきか?ここでは、その問いに対する一つの答えが示される。
どこまでが”ラーメン”かなんて結論は出ない(p30)
オイッ!! 小泉さんと高橋潤(委員長)のドヤ顔がなんとも面白い。
それにしても、小泉さん、悠ちゃんに対する塩対応はあいかわらずだが、少し悠ちゃんに影響されてるのかな。ほんの少し柔らかくなったような。ほんの少しだけど。小泉さんが、カラオケ店でドカ盛りラーメンを食べているのを見つけ、一人カラオケをしている部屋に侵入しようとして通報されてしまう。この辺りは相変わらずだ。
でも、悠ちゃんは料理上手。小泉さん、悠ちゃんのラーメンサラダの誘惑には勝てなかったようだ。餌付けされている野生動物のような気が・・・(笑)
その他、海鮮市場の、期間限定牡蠣ラーメンや麺が豆腐や餅のラーメンなどが出てくる。それにしても、これだけ多くのラーメンに関する情報を作者はどうやって仕入れて来ているんだろう。
☆☆☆☆☆