長瀞さんシリーズの最新巻。美術部の草食系男子八王子直人と1つ年下の肉食系ギャル長瀞早瀬の織りなすラブコメである。
長瀞さんは、典型的なツンデレ女子であり、最初はツンの方が圧倒的に多かったが、この巻になると、かなりデレの場面が多い。それに、長瀞さん、可愛らしい顔を見せる場面が多くなったような気が。
なんと長瀞さんの柔道部と直人の美術部が合同合宿に。元美術部長、相変わらず熱量はすごいが良く分からない。でもボンキュボンの長身美女。おまけによく裸になる。誰ですか、こんな部長がいるのなら美術部に入りたいと言う人は(笑)
長瀞さんに対して直人が、「長瀞は敵だから」と言ったときの長瀞さんの絶望的な表情。でも、これ直人がボキャブラリーが少ないだけで、意味は「ライバルとして切磋琢磨したい」と言う意味だったらしい。長瀞さんが「私とセンパイが何を競うんスか?ペンギンの知識とかっスか?」と疑問に思うのも当然。長瀞さんは柔道でライバルを倒す、直人は美大模試で1位になるということらしい。でも、直人君、学科でがんばらないといけないのに、そのボキャブラリーで大丈夫か?
ところで、長瀞フレンズだが、直人をイジって遊んでいるだけかと思ったが、結構二人を応援しているようだ。長瀞フレンズの一人であるガモちゃんによれば、二人は思ったより熱いらしい。
しかし姉瀞、兄瀞(長瀞さんの姉と兄)と、直人には超えるべき大きな壁があるようだ。果たして直人と長瀞さんの仲はどうなっていくのか・・・。
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