社畜ちゃんも、これが最終巻。元々かなりのブラック企業だったが、とうとう本当に会社がつぶれてしまった。
これで、明日から出社しなくてもいいんだと最初の頃は喜んでいた社畜ちゃんだが、だんだんと引きこもるようになっていく。つまりは、重度の燃えつき症候群になったわけだ。生きる屍のようになった社畜ちゃんを先輩さん、同期ちゃん、後輩ちゃんなどは心配するのだが。
社畜ちゃんが引きこもっているときの部屋着姿が描かれているが、なんともダサい恰好だ。ちょっと恥ずかしくって、外には出られないと思うのだが、その恰好で外出できたら偉い(笑)。なにしろ年頃の可愛い娘なのに、まったく色気ゼロの恰好だから。
でも社畜ちゃんの働いていた会社、ブラックな割には、周りの人に恵まれていたんだよなあ。結局のところ、社畜ちゃんは先輩さんにお願いして、新たな会社を立ち上げることになる。
そして新会社では、社畜ちゃん、なんとCTOになる。事務全般を見ることになったインフラさん曰く
とりあえず、労基法は守られるように私が目を光らせています 特にあの人(社畜ちゃんのこと)は隠れて残業するので要注意です
ということだが、CTOなら、まず労基法に定める管理監督者になるだろう。だから、深夜労働と有給の付与さえ気を付ければ、幾ら残業をしても問題はない(専業役員なら完全に労基法の対象外)。もちろん残業手当はつかない。よかったね、社畜ちゃん、これで24時間働けるね。
さて、新会社だが、この後どんな展開を見せるのだろう。