文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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イジらないで、長瀞さん(6)

2023-05-03 10:14:12 | 書評:その他

 

 この物語は美術部の草食系男子八王子直人(通称センパイ)と1つ年下の肉食系ギャル長瀞早瀬(直人の呼び方は長瀞だが、友人からはハヤっちとかトロちゃんと呼ばれている)の織りなすラブコメである。

 実は二人は相思相愛なのだが、この長瀞さんなんともウザい。とにかくセンパイのことをキモキモとか言ってイジッてくるのだ。でもイジルのはセンパイ限定。興味の無い他の男に対しては塩対応。

 この巻では、部長(♀です)と美術部の存続をかけて文化祭で勝負をする。なにしろこの部長、美人なうえにボンキュボンという見事なスタイル。昨年は、後ろ向きの自分のヌードで文化祭6位になったらしい。ちなみに、有名な展覧会にも入賞しており、芸術作品として認められたから展示OKになったらしい。

 でも、今年の文化祭では、部長張り切りすぎて、長瀞フレンズに言わせると、エロ魔人がエロ魔王に進化したらしい。

 勝負は、部長の絵が風紀を乱すということで、風紀委員会からストップがかかりまさかの不戦勝。めでたく美術部は存続することになったとさ。

 部長の直人の描いた長瀞さんの絵を見て、「愛がある」と言われて二人は真っ赤。長瀞さん、ウザいのだが、読んでいるうちにだんだん可愛らしく思えてくる。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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