チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

マカロンパリジェンヌ

2014年03月15日 | 菓子

曇、15度、77%

 先日、若い友人と香港のマカロン談義に花が咲きました。香港でも、日本同様ここ数年マカロンが人気のお菓子です。しかも、本場フランスのお菓子屋さんがこぞって出店しています。我が家から歩いて15分圏内に、ラデュレ、ジャンポールエヴァン、ピエールエルメのお店があります。どの店も出来たばかりの頃は、行列ができていました。あんなに高いお菓子を買うのに若い香港人女性たちが並びます。ああ、香港も豊かになったものだと感心します。私はといえば、実はマカロンを買ったことがありません。もっぱら、頂き物。あの甘い甘いマカロン、フランスの伝統的なお菓子です。でも、甘過ぎますね。口に含むとホロッとアーモンドの香りがして、ねっとりとパリッとが絶妙に口の中に拡がる、なんとも魅惑的なお菓子です。

 フランスには、マカロンと名のつくお菓子が沢山あると聞きました。私たちがもてはやしているマカロン、正式にはマカロンパリジェンヌと呼ばれています。まあ、カラフルなところといい、なんともフォトジェニックなそのかわいい様は、パリジェンヌと呼ぶのにふさわしい気がします。 実は20年ほど前に、このマカロンを作ったことがありました。卵白を泡立ててメレンゲを作ります。その時の砂糖の量の多いこと。確かに、溶けるような軽やかさは、いいのですが甘過ぎます。フランス菓子は、甘い、重い、しっかりとした骨組みがあるお菓子です。そして、老若男女を問わず、フランス人は甘いお菓子を喜んで食べています。

 どうしたことか、3日前に急にマカロンを作ってみたくなりました。食べたくなったのではありません。もちろん、作ればお口にポイと入ります。家にあるものだけですぐ作れます。卵白、粉砂糖、アーモンドプードル。でもなんだか緊張気味。丸く同じ大きさに絞るのは、難しそうですね。たった卵白で2個で、なんと、30組のマカロンを作ることになりました。

 マカロン、生地の周りに小さくフリルのようなものが焼いている間に出来てきます。ピエと呼ばれるものですが、オーブンを覗き込んでいると、 ピエは徐々に付いてきます。あー、面白い。

 久しぶりにしては上出来です。外側のパッリと、中はモッチリ。これって、フランスパンにもつながる食感です。色出しが、今ひとつです。お菓子屋さんのそれのように、くっきりはっきりしなくても、もう少し、柔らかい色付けをと思っています。いやいや、しばらくはマカロン作りに凝り固まりそうです。実に面白いのです。

コメント
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