マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

115系 東北線・高崎線の大目玉たち

2008-03-06 01:37:04 | その他電車
またまた電車なんですけど、今日は115系の非冷房車・大目玉たちの写真をご覧下さい。


昭和55年頃 東北本線 川口駅にて

逆ナンチャッテ編成・・・といっても良く解からない表現ですね。
目玉が大きいから非冷房車と思いつつ、良く見てみれば先頭の1両だけが非冷房で、その後はちゃんとした冷房車。クハ+モハ+モハが1セットになっていると冷房が使えます。
バックに高い建物が殆どなく、今の川口駅の風景とは随分違いますね。



昭和55年頃 東北本線 西川口~川口間にて

付属編成4両が非冷房車の大目玉。後は窓がユニットサッシに見えますので、おそらく冷房車でしょう。この頃は冷房化率はそんなに高くなかったし、7+4+4編成のどこに冷房車が入るか、賭けでしたね。



昭和56年11月頃 東北本線 西川口~川口間にて

写真は7両編成側のようですが、4両分しか写っていないので、編成の状態はわかりません。
この頃から、非冷房車の大目玉クハの運転席下辺りに銀箱が見られるようになりました。あれは一体なんだったんでしょうか。冷房改造を受けたりするとなくなっていたようですが・・・。



昭和60年11月4日 高崎線 岡部~深谷間にて

片や冷房編成、すれ違うは非冷房編成。格差社会ですなぁ。冷房化率は半分超えていたのでしょうかね。



昭和60年11月4日 高崎線 岡部~深谷間にて

上の写真と同じ日、同じ場所です。こちらは冷房改造編成ですが、ビームは改造されていません。初期の頃は冷房化だけ急いでいたようですが、段々冷房化工事に合わせてシールドビーム化されるものが多くなってきました。それらの車両は、シールドビームの冷房編成であっても、窓がユニットサッシ化されていないので、容易に区別が付きました。
窓下の銀箱も付いていません。



昭和62年3月19日 両毛線 岩舟~大平下間にて

こちらは、付属編成4両で両毛線の運用に入る115系。非冷房車で、運転台窓下に銀箱が付いているのがお判りいただけると思います。あれは何だったんでしょうね。←さっき言ったでしょ!


私が地元で写真を撮っていた中学~高校生の頃は、普通列車といえば115系ばかりだったので、変化も無く、面白くもなく、という感じで全く興味を持っていませんでした。
何かのついでに写っちゃっていた感じですかね。

115系も中央線の一部を除いて姿を消し、今では貴重な車両になってきました。
こうしてみると、オリジナルの湘南色も良く似合っていますし、大目玉が非常に顔のバランスを整えていたように思います。

全国的にも殆ど見られなくなった大目玉、昔はこれしか走ってなかったのですから、沢山あるうちにもうチョット格好良く写しておいてあげれば良かった・・・なんて思うのでした。
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする