マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

田町区H61編成 「美里 雪の夢列車」

2010-02-22 01:23:00 | 特急型電車(直流)
こんばんわ。

平成22年2月20日、十日町雪祭りと渡辺美里25周年のタイアップで、団体臨時列車が走りました。
同日、キヤE193系が機関車牽引により回送される情報もあり、こちらの撮影を予定していたのですが、lineさんから同団体臨時列車運転の情報が入ったため、合わせての撮影を検討しました。
列車名は「美里 雪の夢列車」のタイトルが付き、ヘッドマークが掲出と言うこと。完全のノーマークの列車だったのですが、確認したところ3月号DJにも掲載されていました。
しかし、参りました。キヤE193系の回送を東浦和の見沼地区で撮影しようと目論んでいたのですが、時刻を確認すると、どうも団体臨時列車と南浦和辺りで交錯するような設定になってしまっており、物理的に両方の撮影は無理だと判ったんです。

一番楽なのは大宮での駅撮り。しかし、こうした情報を既に得ているテツと競合するのが目に見えているので、ここは敢えて与野駅近辺で済ませようと、久し振りに行ってみました。

国鉄時代、昭和59年2月から1年半ほど勤めた与野駅。ホーム事務室も階段下の立喰いそば屋もなくなり、あっさりしてしまいました。JRになってから初めて外に出たように思いますが、橋上の改札付近、券売機、売店の位置など、殆ど昔の面影はなくなってしまいましたね。特に、ロータリーすら無かった西口は、新都心の再開発と合わせて、見違えるように立派になってしまいました。25年の歳月は、街の風景をものの見事に変貌させてしまいました。

線路沿いでキヤE193系を撮影したのですが、本線を行く団体列車を撮るにはアングル的に無理を感じたので、結局ホームに戻り、駅撮りとなってしまいました。




逆光で障害物の多い先頭は捨てショット。正面アップのみの撮影。ヘッドマークどころではなく、装飾が珍しく派手にしてありました。しかも、正面だけではなく。再度のドア付近にも装飾があり、方向幕もヘッドマークと同じようなデザインのシールが張られていたようです。
しかし、このヘッドマークは凄いですね。シールである筈なのに、まるで液晶画面を表示しているかのような鮮やかさを持ったものでした。金が掛かってますね。




後部も残念ながら陽が回るのが正面のみ。側面の装飾までは表現できませんでした。
この列車、実はもの凄くゆっくりとしたスピードで走っていたんですよね。考えてみれば、余裕で側面も撮れた筈なのですが、非常にタイトなスタンスの場所に4人も居たので、確実に後部を押さえることに集中してしまった結果、考えを失っておりました。こういうときこそ、大宮駅での駅撮りのようなケースの方がジックリ記録できましたね。

ところで、DJでは大宮車OM編成充当との情報だったのですが、実際には田町車H61編成が充当されています。ただ、この装飾を考えた場合、特急マーク付きの多い大宮車では難しくなってしまいますので、敢えて田町車に振り替えたのではないかと思われます。

結局のところ、キヤE193系との関係で与野駅をチョイスしてしまったことにより、中途半端な走行写真になってしまったことは勿体無かったですね。むしろ、いつもどおり西川口~蕨間の方が順光でキレイに撮れた筈です。まあ、二兎を追って一兎分も確保できなかったと言う感じでしょうか。

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キヤE193については明日にでもアップする予定です。
それにしても、H61編成の車体、もう少しキレイに出来なかったんでしょうかね(苦笑)。
コメント (8)
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