先頃JR東日本管内の455系が引退したことについて、当ブログにおいてもご案内させていただいたところですが、JR西日本管内では、まだ471系ですら在籍するほど大事に使用されています。
塗装こそ今まで2度にわたり変更されてしまいましたが、「雷鳥」「しらさぎ」「加越」「北越」といった大量の特急群に混じって、475系列の急行列車が活躍していました。
455系列の電車急行が全国に波及しだした頃は、東北・常磐・山陽・九州といった各地においても地域ごとに特色のあるヘッドマークを掲げており、少年頃は憧れの的でした。しかし、東京発着のブルトレ以外のブルトレからヘッドマークを外してしまった頃には、急行列車のヘッドマークも次々と外されるようになり、殊に電車急行でヘッドマークが残ったのは房総の153・165系と北陸の475系だけになってしまいました。
東北急行でお目に掛かることのなかった憧れのヘッドマーク付きの455系。幸いにも関西・北陸を訪れたときに偶然キャッチすることが出来たのでご紹介したいと思います。
昭和55年8月 京都駅にて 475系「ゆのくに」
関西・山陰と撮影し帰途に入る寸前ですが、京都駅でちょうど来た「ゆのくに」を撮りました。邪魔っけなガキンチョが居たのでいい構図で撮れなかったのですが、唯一の「ゆのくに」の写真です。
昭和55年8月 東海道本線 山崎~神足(現長岡京)間にて 475系「立山」
こちらも上の写真と同行程の中で撮影した1枚。
ナンバーは確認できませんが、パンタ部のファンデリアグリルの形状からして471系の可能性が高いですね。
この時点までは、種別幕のところが生きており、原形を保っています。
昭和58年4月15日 北陸本線 富山駅にて 475系「立山」
こちらは国鉄に入社してからですね。確か、急行列車も末期の頃になっていたと思います。この頃は旧型国電ばかり撮っていた頃ですので、あまり特急列車も撮っていなかった頃でした。しかし、急行列車ももちろん貴重になりつつある頃でしたので、もうチョット気合いを入れておけば良かったと悔やまれます。
こちらの写真では、種別幕のところに鉄板が充てられています。これは、トンネルのツララによる破損が多いための措置で、現在生き残っている475系列の車両は全て施工されています。
ヘッドマークが小さくなり、本数も激減しましたが、そんな中でもヘッドマークを掲げた交直流急行電車は魅力タップリでした。こうした国鉄スタイルの同車を見ることはもうないでしょうし、記憶・記録だけの憧れとなってしまうんですね。
Fe4メンバー事務局長のlineさんのブログ『デザイン屋の日々』 http://diary.jp.aol.com/qegbrh4/86.html で私の写真なんかより構図の良い素晴らしい写真が紹介されています。大型ヘッドマークの時代のもので大変貴重です。是非訪問してみてください。
塗装こそ今まで2度にわたり変更されてしまいましたが、「雷鳥」「しらさぎ」「加越」「北越」といった大量の特急群に混じって、475系列の急行列車が活躍していました。
455系列の電車急行が全国に波及しだした頃は、東北・常磐・山陽・九州といった各地においても地域ごとに特色のあるヘッドマークを掲げており、少年頃は憧れの的でした。しかし、東京発着のブルトレ以外のブルトレからヘッドマークを外してしまった頃には、急行列車のヘッドマークも次々と外されるようになり、殊に電車急行でヘッドマークが残ったのは房総の153・165系と北陸の475系だけになってしまいました。
東北急行でお目に掛かることのなかった憧れのヘッドマーク付きの455系。幸いにも関西・北陸を訪れたときに偶然キャッチすることが出来たのでご紹介したいと思います。
昭和55年8月 京都駅にて 475系「ゆのくに」
関西・山陰と撮影し帰途に入る寸前ですが、京都駅でちょうど来た「ゆのくに」を撮りました。邪魔っけなガキンチョが居たのでいい構図で撮れなかったのですが、唯一の「ゆのくに」の写真です。
昭和55年8月 東海道本線 山崎~神足(現長岡京)間にて 475系「立山」
こちらも上の写真と同行程の中で撮影した1枚。
ナンバーは確認できませんが、パンタ部のファンデリアグリルの形状からして471系の可能性が高いですね。
この時点までは、種別幕のところが生きており、原形を保っています。
昭和58年4月15日 北陸本線 富山駅にて 475系「立山」
こちらは国鉄に入社してからですね。確か、急行列車も末期の頃になっていたと思います。この頃は旧型国電ばかり撮っていた頃ですので、あまり特急列車も撮っていなかった頃でした。しかし、急行列車ももちろん貴重になりつつある頃でしたので、もうチョット気合いを入れておけば良かったと悔やまれます。
こちらの写真では、種別幕のところに鉄板が充てられています。これは、トンネルのツララによる破損が多いための措置で、現在生き残っている475系列の車両は全て施工されています。
ヘッドマークが小さくなり、本数も激減しましたが、そんな中でもヘッドマークを掲げた交直流急行電車は魅力タップリでした。こうした国鉄スタイルの同車を見ることはもうないでしょうし、記憶・記録だけの憧れとなってしまうんですね。
Fe4メンバー事務局長のlineさんのブログ『デザイン屋の日々』 http://diary.jp.aol.com/qegbrh4/86.html で私の写真なんかより構図の良い素晴らしい写真が紹介されています。大型ヘッドマークの時代のもので大変貴重です。是非訪問してみてください。