明日、自宅のセキュリティー機器の電池交換に、警備会社のスタッフが来訪する。
憂鬱、ゆーつ、ユウウツ・・・
なぜかというと・・・
窓やドア、ひとつひとつに取り付けられたセキュリティー機器の電池を交換するので、
家中のドアや窓をチェックされる。
お客さんなら、ぱっと室内を見るだけ、
うちに泊まるゲストでさえ、閉めてある部屋や、納戸の中は、見ない。
見られてマズイ余計なものは、使っていない部屋や、納戸にその場限りで押し込んでいる。
その納戸や、部屋の窓を一つ一つチェックするということは・・・
部屋の中を見られるのはもちろん、
スタッフが奥にある窓に到達するまで、部屋の通路を確保しなければいけないということ。
そんな通路、もう、ない。
奥から手前に手前にと、どんどんモノを詰め込んでいるので、一番奥の窓になど、
どうやってたどり着く?
いまや樹海。いや、そんなに空間の余裕はない。
警備会社の人が来たら、外に放置してあるものを見えないように、とっさに隠すどころか、
開かずの間に、隠しているモノの山をかき分けかき分け、侵入されるわけだ。
その、ややこしい最悪の納戸部屋が、3つ。
それに比べると、
和室に、足の踏み場のない、広げるだけ広げてある、
夫の服やら、ゴルフグッズやら、なんやらかんやらを片付けるなんていうのは、苦痛でもなんでもない。
ほんの短時間でできること。(押入れは窓がないから、OK)
納戸でも、生活用品の部屋は、まあ、いい。
トイレットペーパーやら、洗剤やら、掃除機やら、
モノを単純に手前から運び出して、人間が入れるようにすればいいだけ。
終われば、また、運び込むだけ。
玄関脇、シューズ収納庫も、まあ、恥ずかしいが、一瞬の恥で終わる。
問題は、2階のわたしの、ウオーキング・クロゼット。
もはや、NOウオーキングで、歩けたのはいつの日?
家主のわたしでも、立ち入れない。
生活用品はゼロで、アカの他人に見られたくないものばかり、ずらずら、ぞろぞろ、山、山、山。
アタマが痛い・・・。
でも、何年かに一度、電池交換があるので、
その度にわたしは、汗だくになりながら、文句をいう余裕もなく、必死でどうにかしている。
今回も、来訪1時間前から片付ける予定だが、無理?(所要時間は、1時間ぽっきり)
時間切れの場合は、はい、それまで。
かっこ悪いまんま、真っ赤になりながら、恥にまみれながら、
「はい、どーぞ、散らかってますけど・・・」
と、中に入っていただくことになるだけだ。(あ、入れないか・・・)
それがわかっているなら、今日から少しずつ片付けにかかればいいものを
やる気がしないので、困っている。
Pressure makes me work hard.
日ごろから、きっちりしていれば、なんの問題もないんだけど。
これを機会に、断捨離できればいいんだけど・・・。
一気にやって、どこかに足をぶつけたり、壊したり、どたばた、その場限りの悪戦苦闘。
たぶん、やっつけ仕事になって、くさいものに蓋をするだけになりそうだ。