いよいよ、今日、帰る。
パリ、最後の夜は、いつものごとく、あっけなく過ぎた。
なにをするでもない、なにを特別に食べるでもない、
(部屋でひとり、パンにバターを塗ってチーズと食べた)
なにもせずに、終わった。
いつもと違うことと言えば、家族にポストカードを書いたことぐらい。
遠くに離れて一人でいると、やはり家族のことを思い出す。
といっても、みんな、それぞれ自立、独立しているんだけど。
昨日の日中は、ふたつのコースを考えていて、ひとつは、
せっかく素敵なエリアのアパルトマンに滞在することができたのだから、と、
アパルトマンの近くにある、とある店を目指した。
これは、日本で毎日、読んでいた、フランス滞在中の社長、BOSSが、
人気ブログで紹介していた、ランチが美味しいお店。
パリに来てからの記事にアップされていた。
辛口のBOSSにしては、珍しく、褒めてあったお店だ。
このお店は、ほんとうに、アパルトマンから目と鼻の先・・・のはずなんだけど、
やはり最終日は、各個人に合わせた本格的なお土産を買わねば、と、
いったんは駅の構内に入ろうと足を階段に踏み入れたものの、
いや待て。地元エリア優先。最後の日になってしまったけれど、さあ、挑戦!!
と、潔く胸をしゃんと張って歩き始めた。
まず、まっすぐこの道を歩く。
そして、ちょうどこのあたりぐらいで、曲がる。左かな?
だいたいの距離感で歩く。
すると、見慣れない大通りが出てくる。
そこで、力量の発揮どころ。
アタマの羅針盤は、ちょっと行き過ぎた感があるので戻る意味で、左、と、出た。
で、そろそろBOSS紹介のお店の近所あたりに近づいた頃かな、と、歩いていると
見覚えのある場所に出た。
歩きはじめた所にある店の前。スタート地点。
ぐるっと一周しただけやんっっっ
天気予報では雨模様になるようだし、出足も(いつものごとく)遅れたし、
やっぱり地下鉄に乗ろう!!
わたしの羅針盤が壊れているので、歩くのは、また今度に。
(もう、帰るのに、いつ?)
で、最後の日は、間に合わせではない、納得のいくお土産を、と、
地下鉄で、世界最古のデパート、「ル・ボン・マルシェ」へと向かった。
地下鉄は、いつもはすんなりだけど、(本人は冷や汗かいてるけれど)
昨日は、行きも、帰りも乗り間違えた。
方向が逆だったり、違う線に乗ったり。
初めて乗る線は、どうも勝手が悪い。(アタマも、カッコも悪い)
この世界最古のデパート、
「昔ながらに優雅にショッピングするマダムから、流行ファッションをチェックする若者まで、幅広い層に人気」、
とガイドブックに書いてあったが、確かに優雅な、そしてモダンな売り場の雰囲気。
わたしは、クラス感が違う、場違い感を感じて、居心地が悪かった。
優雅なマダムでも、流行の若者でもない。
館内は暑いのに、分厚いダウンコートを脱ぐことができなかった。
下に着ていたいたのは、まったくの普段着中の普段着。
わたしの中では、ホームウエア扱いみたいなヤツ。
パリに来てからは、パリは思ったほど寒くない。
コートを手に持ち、直接、長時間、ショルダーバッグが服に擦れて、柔(やわ)な冬服が見る見るうちにモロモロになっていくので、
極力、耐久性に富んだ丈夫な服を着ている。
つまり、ちゃんとした服装とは程遠い、カジュアルな服。
近所の公園を散歩するかんじの服。
年齢はマダムなのに、服装は、公園服。で、高級デパート。
日本では、服装では、違和感は感じたことはあるものの、
さほど劣等感は感じたことがなかった。
でも、今回は、惨めで、とても恥ずかしい思いをした。
どこへ行くか、ちゃんと当日の朝までに決めてないから、こういうことになる。
(決めていても、クラス感のある服は、、、、あ、持ってない)
首から、クレジットカードをぶら下げて歩くわけにはいかないし。
まあ、カテゴリー分類は、クラスは、旅行者ということで。
パリ在住の市民だとすると、場違いかも知れないけれど。
高級ブランド品売り場以外の、手芸用品売り場や、キッチン用品売り場、食料品売り場では、場違い感はなかったと感じた。
が、やはりあの服は恥ずかしくて、コートは脱げなかった。
(ダウンコートも、けっこう恥ずかしいんだけど)
お土産は、服飾・雑貨の部は、高そうで諦め、
(自分用に、ホレボレするような、素晴らしいバービー人形を見つけ、うっとり。
人形が飾ってある前で、何度も何度も見惚れていたが、でも、もう荷物に入らないので、あきらめた)
お隣の食料品館で、フランスらしいお土産を買い漁った。
すべて、食品。食品ではないお土産が買いたかったのに。
で、その思いは断ち切ることができず、地下鉄で、
パリ市庁舎の目の前にある、B.H.V(べー・アッシュ・ヴエー)に向かった。
すでに、食品を買い込んでいるので重い手荷物を持ちながら、
日曜大工用品や、文具など、豊富な品揃えの店内をあれこれ回ったが、
買ったのは、ポストカードのみ。
家族のお土産は、これといった大きなものは買えなかったので、
自分用に買ったものを家族用として、横滑りさせようかと、帰りの地下鉄内で思いつき、
そのこじつけに勝手に安堵した。
写真は、買った時も硬かったけれど、
今やカチンコチンで、もはや、歯どころか、ナイフの刃も立たなくなった、穀物&ナッツ入りパン。
歯もお腹も大事なので、完食はギブアップ。

パリ、最後の夜は、いつものごとく、あっけなく過ぎた。
なにをするでもない、なにを特別に食べるでもない、
(部屋でひとり、パンにバターを塗ってチーズと食べた)
なにもせずに、終わった。
いつもと違うことと言えば、家族にポストカードを書いたことぐらい。
遠くに離れて一人でいると、やはり家族のことを思い出す。
といっても、みんな、それぞれ自立、独立しているんだけど。
昨日の日中は、ふたつのコースを考えていて、ひとつは、
せっかく素敵なエリアのアパルトマンに滞在することができたのだから、と、
アパルトマンの近くにある、とある店を目指した。
これは、日本で毎日、読んでいた、フランス滞在中の社長、BOSSが、
人気ブログで紹介していた、ランチが美味しいお店。
パリに来てからの記事にアップされていた。
辛口のBOSSにしては、珍しく、褒めてあったお店だ。
このお店は、ほんとうに、アパルトマンから目と鼻の先・・・のはずなんだけど、
やはり最終日は、各個人に合わせた本格的なお土産を買わねば、と、
いったんは駅の構内に入ろうと足を階段に踏み入れたものの、
いや待て。地元エリア優先。最後の日になってしまったけれど、さあ、挑戦!!
と、潔く胸をしゃんと張って歩き始めた。
まず、まっすぐこの道を歩く。
そして、ちょうどこのあたりぐらいで、曲がる。左かな?
だいたいの距離感で歩く。
すると、見慣れない大通りが出てくる。
そこで、力量の発揮どころ。
アタマの羅針盤は、ちょっと行き過ぎた感があるので戻る意味で、左、と、出た。
で、そろそろBOSS紹介のお店の近所あたりに近づいた頃かな、と、歩いていると
見覚えのある場所に出た。
歩きはじめた所にある店の前。スタート地点。
ぐるっと一周しただけやんっっっ
天気予報では雨模様になるようだし、出足も(いつものごとく)遅れたし、
やっぱり地下鉄に乗ろう!!
わたしの羅針盤が壊れているので、歩くのは、また今度に。
(もう、帰るのに、いつ?)
で、最後の日は、間に合わせではない、納得のいくお土産を、と、
地下鉄で、世界最古のデパート、「ル・ボン・マルシェ」へと向かった。
地下鉄は、いつもはすんなりだけど、(本人は冷や汗かいてるけれど)
昨日は、行きも、帰りも乗り間違えた。
方向が逆だったり、違う線に乗ったり。
初めて乗る線は、どうも勝手が悪い。(アタマも、カッコも悪い)
この世界最古のデパート、
「昔ながらに優雅にショッピングするマダムから、流行ファッションをチェックする若者まで、幅広い層に人気」、
とガイドブックに書いてあったが、確かに優雅な、そしてモダンな売り場の雰囲気。
わたしは、クラス感が違う、場違い感を感じて、居心地が悪かった。
優雅なマダムでも、流行の若者でもない。
館内は暑いのに、分厚いダウンコートを脱ぐことができなかった。
下に着ていたいたのは、まったくの普段着中の普段着。
わたしの中では、ホームウエア扱いみたいなヤツ。
パリに来てからは、パリは思ったほど寒くない。
コートを手に持ち、直接、長時間、ショルダーバッグが服に擦れて、柔(やわ)な冬服が見る見るうちにモロモロになっていくので、
極力、耐久性に富んだ丈夫な服を着ている。
つまり、ちゃんとした服装とは程遠い、カジュアルな服。
近所の公園を散歩するかんじの服。
年齢はマダムなのに、服装は、公園服。で、高級デパート。
日本では、服装では、違和感は感じたことはあるものの、
さほど劣等感は感じたことがなかった。
でも、今回は、惨めで、とても恥ずかしい思いをした。
どこへ行くか、ちゃんと当日の朝までに決めてないから、こういうことになる。
(決めていても、クラス感のある服は、、、、あ、持ってない)
首から、クレジットカードをぶら下げて歩くわけにはいかないし。
まあ、カテゴリー分類は、クラスは、旅行者ということで。
パリ在住の市民だとすると、場違いかも知れないけれど。
高級ブランド品売り場以外の、手芸用品売り場や、キッチン用品売り場、食料品売り場では、場違い感はなかったと感じた。
が、やはりあの服は恥ずかしくて、コートは脱げなかった。
(ダウンコートも、けっこう恥ずかしいんだけど)
お土産は、服飾・雑貨の部は、高そうで諦め、
(自分用に、ホレボレするような、素晴らしいバービー人形を見つけ、うっとり。
人形が飾ってある前で、何度も何度も見惚れていたが、でも、もう荷物に入らないので、あきらめた)
お隣の食料品館で、フランスらしいお土産を買い漁った。
すべて、食品。食品ではないお土産が買いたかったのに。
で、その思いは断ち切ることができず、地下鉄で、
パリ市庁舎の目の前にある、B.H.V(べー・アッシュ・ヴエー)に向かった。
すでに、食品を買い込んでいるので重い手荷物を持ちながら、
日曜大工用品や、文具など、豊富な品揃えの店内をあれこれ回ったが、
買ったのは、ポストカードのみ。
家族のお土産は、これといった大きなものは買えなかったので、
自分用に買ったものを家族用として、横滑りさせようかと、帰りの地下鉄内で思いつき、
そのこじつけに勝手に安堵した。
写真は、買った時も硬かったけれど、
今やカチンコチンで、もはや、歯どころか、ナイフの刃も立たなくなった、穀物&ナッツ入りパン。
歯もお腹も大事なので、完食はギブアップ。
