蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

時間よ止まれ

2011-11-21 | 人生
今日、リアルなわたしを知る、ある人、Tさんに、このブログをお教えした。
ほんとは、教えたくないんだけれど、頑なに拒むというのも、なんだか失礼かなあと思って。
さっそく、ご覧になっているかと思いますが・・・
(聞いただけで、読んでなかったりして・・・・ありえる・・・)

とりあえず、今日のブログは、スルーしてください。

「ぜひ、読んでください」という、オススメ日の場合のみ、
ブログ・トップに赤い印でも入れて、推奨いたします。
そんな日は、おそらく、1日たりとも、無いような気はしますが。



あるブログを読んで、ふと思った。

ぼんやり、考えた。(いつも、ぼんやり、だけど)



娘との楽しい外食や、お出かけティータイム、したことあったっけ?
ないことは、ない。
お互い、忙しいこともあり、「今日、行こうか?」なんて、
思いついて気軽に行くようなことは、あまりなかった。
(家族イベントの時は、前々から予約して、全員集合で、ちょっと仰々しく。)

娘たちが学生時代は、お休みの日の夕方に、娘たちの服を買いに行くのが楽しみだった。
買ってあげる喜び。
買って帰った服を皆で、とっかえひっかえファッションショーをして、もう一度、楽しんだ。
わたしは、とてもとても、華やかで嬉しい時間を過ごさせてもらった。

それが、だんだん、彼女たちは、自分のお金で買うようになった。
頼もしいような、さびしいような。

わたしも、洋服を買いに、わざわざ休日に出かける気力がなくなってきた。
娘たちは成長し、わたしは、年を取った。


上娘が東京に転勤になった当初は、彼女が出張で上阪の際、時間が少しでも取れて、
誘ってくれると、うきうきして、時間を合わせた。
ご馳走してくれるときもあって、目をシロクロさせたりもした。

その頃は、毎月のように帰ってきていた上娘も、やがて帰省する間隔が長くなった。
一人減り、二人減り、子供たちは、徐々に自立して親元を離れていく。
残されるのは、共にくたびれ果てた配偶者。
それで、いいんだけれど。

我々は、老後に向かって、一歩一歩、進んでいっている。
これって、進むっていうのだろうか?
後退していっている?

時間は、止まらない。
止まらないからこそ、今の時間を大切に、悔いのないように過ごしたい。
「あの時は楽しかった」という思い出を胸に。
でも、過去にとらわれ過ぎず、前を見て。
今を見て。


そのうち、孫に振りまわされそう。
それは、それで、ジジババにとっては、大きな幸せ。
そんな日が来れば、いいけれど。


ちなみに、今日、ブログをお教えしたTさん。
今回のこういう内容こそ、読んでいただきたくない内容なんです。
わかってくださいね。(無理だと思いますが)


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