蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

あっさり、うわべだけのほうが、いいかも。

2011-11-19 | 日々のこと
金曜日はいつも、お一人様イタリアンランチ。

毎回、飽きもせず同じ店。
そこからのケータイで延々投稿です。


昨日、本屋で立ち読みした。
「パリジェンヌのパリ暮らし」
(著者は、パリと東京を行ったり来たりのフランス人女性。フランス語講師)

「イギリス流、依存しない生き方」
(著者は、イギリス生活が長い、日本人女性。編集者)

「パリでの生き方」
(著者は、日本で芸能プロダクションに所属していたけれど、単身、パリに引っ越して暮らし始めた、30才の日本人女性シンガー。)

気が付くと、あっと言う間に1時間経っていた。
(毎月、そこで、本、買ってるんで、立ち読み、大目に~)

どれも面白かったが、三番目のシンガーの本が、わかる、わかる、と思った。
パリに憧れて住むと、「うつ」になりやすいんだそうな。

徹底した個人主義。
他人は、他人。

他の本にも、人との繋がりをいかにして持つかという例が載っていたが。

パリに住む日本人には、パリ駐在員の妻たちというグループがあるようで、それはそれで、内向きで、楽なようだ。
著者は、それじゃない。 なかなか興味深い読み物だった。
ケータイでは、つっこんで書けないのが残念。

パリの上っ面だけを見て、キャーキャー騒ぐ、
あるいは、うっとり陶酔するのも、ひとつの方法。
だが、わたしは、その下にある複雑なものを感じたい。
パリジェンヌに憧れているわけではない、パリ人の暮らしを真似たいわけではない。
そう実感した。
人間を含めて、パリの街そのものを知りたいのだ。





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