蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ぐ~たら。

2011-11-16 | 日々のこと
朝夕、めっきり寒くなってきた。
涼しいを通り越し、秋はないの?というかんじ。
わたしは、「秋」の季節をパリで、「真冬」の格好で過ごしたこともあり、
はやく冬が来ればいい、一日も早く、自分の服装に季節が追いかけてくることを願っていた。

というわけで、秋の楽しみを満喫することはできなかったようだ。
(パリは、北海道よりまだ北に位置して、行く前は、直前は最高温度12度って聞いてたのに、
行ってからは17~18度、後半は雨が多く少し下がって、やっとコートは着用できたものの、
そんなに寒くなく、日本の寒い真冬とは、全然、違っていた。
パリの冬は、ものすごく寒いと聞いていたので、寒がりのわたしは、万全を期した洋服を選んだら、
あらら、ダウンコートは、もこもこ、その中もニットで着ぶくれ、かっこわるい人になってしまった。
どんな降り積もる雪の中を、雪をかき分け、かき分け進むの?みたいなかんじに。

パリでは、コートというよりは、まだジャケット、
後半、寒くなっても、まだまだ薄めの秋コート。
まあ、見通しの甘い旅行者、ということで、笑っていただくしかない。


同じ時期に、ハワイにホームステイをされた方もおられ、(ブログで知りました)
彼女は帰国し、着々と報告ブログをアップされている。
拝見すると、行く前の不安が吹き飛んだような、明るく楽しい内容に、
安堵するような、羨ましいような。
わたしは、まだ写真もそのままカメラの中。
せめて、データを保存するなり、なにかしなければいけないのに。

ぼーーーっとしている。
きっと、一生、ぼーーーっとしているんだろう。

買い物で忘れ物が、2~3ある。
マレ区ポンピドゥーの前のお店で売っていた、(たぶん)木製のピンクの磁石付き凱旋門。
3ユーロ(3百円と少し)だったんだけど、買えなかった。
(カードが頼りで、キャッシュが不足気味)
あれを買いに行きたい。
(ヒコーキ代、プラス段取り、プラスその他、山盛りのあれこれは、ここでは、さておき)

あと、ボン・マルシェで、選んだものの中から、最後に振り分け、厳選、
買い物カゴから出して買わずに置いてきた、フォションの焼き菓子。
わたしが毎日読んでいるBOSSのブログのネット販売によると、
結構な値段がついていて、フランスだけの販売で日本には輸入されていないそうな。
というか、BOSSのところの通販の、値段のつけ方がわかって、ちょっと・・・・
まあ、販売業は、遊びではないんで、
手間ヒマ、人件費、その他のロス分をプラス上乗せするのは当たり前のこと。
にしても・・・(わたしが、見たものは、サイズが小さかったのかな??)

それと・・・
思い残す、ちいさな、ちいさな、事柄がいっぱい。
写真を紐解いて(この表現は、合ってないけれど、ニュアンス的にはこんなかんじ)
ちゃちゃちゃっとスピーディにご報告できる、頑張り屋さんケースと、
帰国後ぐずぐずして、じわーーっと、ちびちび思い出に浸る、ぐ~たらケースがあるんだろう。

というか、あの、失敗写真の山をカメラの蓋を開けて、切り開くのが、おっくう。
何枚撮ったか、わからない、膨大な大失敗の写真の数々。
きっと、使える写真は数枚なんだろうな~と思うと、カメラに伸びる手も鈍る。

人さまのイキイキした報告を読んで、楽しませていただくことにしよう。


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