蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

屈折キャラ

2011-11-17 | わたし
久々ぶりに、ある方のブログを拝見した。
ため息が出るような、きらめく幸せの陳列デパート。
画面いっぱい、キラキラが零れ落ちそう・・・

ああ、それに比べて、わたしは・・・
いったい、なにをしているんだろう・・・
キャラや嗜好、志向が違うんだから、それでいいんだけれど。

いかにも、ピンクのハートの、絵に描いたようなゴージャス幸せのお手本のようで。

わたしの嗜好は・・・
ビンボったらしいことが、けっこう好き。
苦労したり、あがいたり、かっこ悪いことが、ぴったり性(しょう)に合っている。
かなしい性分・・・

まぶしすぎるのは、目がクラクラして、サングラスが必要。
もういい、うえっぷ。それぐらいに、して・・・
幸せの押し売りのように、迫ってくる。(見なきゃいいんだけど)

わたしも、家庭的で、家の中をぴかぴかにして、
家族を愛し愛され、手の込んだお料理で家族やゲストをもてなし、
充実の家庭生活を送りたい・・・・んだけど、
うーーーん・・・それが、できない・・・
なんでだろ?

生まれ育ちのせいも、あるのかなあ??
親のせいにしてはいけない・・・じゃあ、生まれつき?
マリー・アントワネットは、興味深い取材対象・研究材料だと思っているけれど。

わたしみたいな人間が、一家で家政の切り盛りをやっていると、家庭は、しみったれてくる。
「慎みを善しとする賢夫人」という、優等生のノリでもないし・・・
貧乏な、処刑直前のマリー・アントワネットってかんじも、しないでもないけれど。
夫は、酒飲みだし。
子供たちは、かなり頑張って、個々にオリジナリティを発揮して独自のスタイルを築いてくれないと
わたしといっしょの泥舟に乗って、深海に沈んでしまう。

パリだって、もっと優雅に、ゴージャスに過ごせるのに、逆の方向を選んでるし。
ちょっと、屈折したキャラは、これはこれで、とりあえず、行くしかない。

残りの人生のほうが、少ない。


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