談合の夜
今、時間がないので、ゆっくり書くことはできないが、時計とニラメッコしながら入力。
昨日、根回し三者密談が心斎橋・某所で行われた。
予約された、お座敷。
政府要人か、実業界の大物になった気分。
ちっさい和室の個室。
出入りするときは、頭をゴツン。
なんであんなに出入り口、低い。
ちっちゃい襖は、忍者屋敷?
ああいう作りは、お茶室風?
密談の内容は・・・
北朝鮮の今後の動き・・・ではなく・・・
ダンスのプライベートレッスンをT女史が引き受けてくれるかどうかの、お願い談合会議。
お母さんも息子さんもダンス稼業の、すばらしいDNAをお持ちのT女史。
はたして引き受けてくれるか?
彼女も、なかなか首を縦に振らない。
というか、競技を目前に控え、来年も競技を主体に活動するそうなので、時間が取れないかも?
根本的なところで、難航。
そして、肝心の、わたしのスケジュールが、みなさんと合わない。
発起人が、せっかく場を設けてくれたのに、うまく滑り出すんだろうか・・・?
わたしは、じつは腰が引けている。
自分のスケジュールをひん曲げてまで、合わせるメリット、魅力がない。
昨夜の会議費も、発起人がまたもや払い、
我々が払おうとすると「次からは払ってもらいますから」とおっしゃる。
希望が叶う(プライベートレッスンが成立するまで)、彼は払い続けるつもり?
T女史が席をはずしたすきに、わたしは、昨日、そっと彼に商品券を差出した。
もう3回目にもなると、そうそう重ねてご馳走してもらうわけにはいかない。
わたしが、ご期待にそえないかも知れない可能性が出てきたので、
タダメシをいただき続けるわけにはいかない。
あまり意識せずに、彼はその商品券が入った封筒をちらりと見たが、
彼のバッグに差し込んだのは、彼本人が、ではなく、わたしなので、
ひょっとすると気づいていないかも知れない。
今日も、団体レッスンでごいっしょするが、彼は、どう出るか?
タダメシ、商品券返し、談合の行方は???