昨日のブログは、ほとんど詐欺といっていい。
ダスキンモップの交換時間が、家を出る前に迫っていたこともある。
しかも、同じ時間帯に、NHK朝の連ドラの「カーネーション」のヒロイン女優が、
NHKの「あさイチ」に出演していて、めちゃくちゃ見たかったのだが、
ぐぐぐっとこらえて、ダスキン掃除を選んだ。
究極の選択は、2つではなく、3つの中から選ばれたわけだ。
しかも、いちばんキライなこと、義務感にかられて、ダスキンモップを選んだ。
前日にすませておけばいいものを、ダイっきらいな掃除は、ついつい後になる。
モチベーションを高めるために、事前に封筒に、レンタル代金を先に入れて用意はしていたが、
実際の掃除には、やはり好きなことを削ってでしか、出来なかった。
ブログの内容があまりにもヒドイので、事務所で手を加えよう、と思ったが、
また消えてしまっては、こころもダウンしそうなので、放置した。
で、あんな、タイトルだけが重々しい、詐欺まがいのブログになってしまったというわけだ。
ごめんなさい。
あ、話は、変わりますが・・・
うちの息子、あちこち、いろんなエリアにわたり、中学受験した。
試験の結果発表は、遠いA校は、同じ塾で、同じ学校を受けたH君のお母さんに、頼んだ。
結果は、H君は受かって、息子は落ちた。
わたしは軽い気持ちで(いつものように、手抜きで)頼んだのだが、
H君お母さんは、たいへん、気の毒がられて、
しかも、あからさまに、気の毒がるのは失礼だろうと気を使われ、とても申し訳ないことをしてしまった。
言葉もじつに慎重に選ばれていた。
「お聞きしていた受験番号は、見つけることができませんでした」
と。
わたしは、まるで気にしなかったが、彼女のことを考えると、胸が痛い思い出となった。
もう一校、これもはるか遠方のB校。
これは、義母に見に行ってもらった。
同じ学校を受験したM君のお母さんに、
「うちの義母が、発表を見に行くんで、いっしょに見てきてあげましょうか?」
と、これまた、自分で行くわけでもないのに、
お気楽に、まったく深く考えずに、M君のお母さんの労力削減のために、提案した。
こんどは、またこれが、ややこしいとになった。
義母によると、うちの息子が受かっていて、M君が落ちていた、という。
その旨をM君のお母さんに伝えると、A校のわたしの時のような、
気に病むこともなく、あっさりした反応だった。
ところが、なにを思ったのか、M君のお父さんが、夜に、車を飛ばして、はるばるB校に合否を確認に行くと、
なんと、M君は受かっていたらしい。
義母の見マチガイだったようだ。
義母は、何度も、受験番号を、他のその場にいた人に見せて、
「この番号で合ってますよね」と念を押し、確認したという。
でも、他人なんて、自分の子供のことで必死で、
そんなに一生懸命、人の番号なんて確認してくれないに違いない。
そして、年齢とともに、いくら気合を入れても、チェックミスなんて、ありがちなこと。
この件については、わたしも、夫も、M君のご両親も、だれも、義母を責めなかった。
むしろ、義母の善意に甘えて、軽く頼んだわたしに責任がある。(しかも、M君の分まで)
関係者一同、わたしを責めることもなく、わたしは、自分の過ちにもほとんど気付かずにいた。
あれが、もし、M君のお父さんが確認に行かなかったら、M君の人生が大きく変わっていたかも知れない。
(結果的には、M君もうちの息子も、B校には進学しなかった・・・)
善意って、どんなところで、逆の方に向きを変える危険性もはらんでいるのか、予測できない。
登場人物は、全員、善人で、気持ちも、全員、善意。
その後の人生が、うまく行っていれば、笑い話になるが、
そうでない場合は、逆恨みされたりするのかも知れない。
たまたま、わたしが、よそ見しながら渡った綱渡りが、偶然、綱が切れなかっただけで、
一歩間違えると、痛い目に遭っていたことだろう。
わたしのまわりが、たまたま善人しかいなかったから、よかったものの・・・。
それにしても、大事な息子の合格発表を人に任せるなんて、その根性が終わっている。
よくよく考えると、自分の学校の合格発表も、いっしょに受けた友人に頼んで、ついでに見てもらい、
わたしは、自宅で、結果待ちをしていた。
運良く、ふたりとも、受かっていたからよかったものの・・・
その頃から、手抜きで、いい加減な人生をひた走りしていたんだなあ・・・と、反省しかり。
いちど、綱から、ずっどーんと頭から谷底に落下しないと、この病気、治らないのかも知れない。
落ちることにも、麻痺しているかも・・・