高目を狙うタイプと、確実路線、手堅いタイプがいる。
例えば、受験もそう。
就職もそうかも。
恋人、結婚相手も。
えいやっと、火事場の馬鹿力を武器に、ひとっ跳びでジャンプできる人。
逆に、日ごろの努力が活きず、本番に弱い人。
試合や試験には、この性格が大きく左右する。
度胸や馬鹿力も、能力のひとつ。
(かなしいかな・・・わたしには、ありません・・・)
わたしは、日ごろ、さぼっているのが、そのまま正直に出てしまうタイプ。
なので、馬鹿力は出ない。ごまかしも、きかない。
実力以上のことは出来ない。
実力以下のことも、多い。
年々、年を重ねる毎に、手抜きが、日常になってしまい、実力がどんどん低下し、
手抜き状態が真の実力になっている。
つまり、頑張れない。
わたしの第一希望は、十分、自分の力でやっていけそうな、難易度が低いところ。
第二希望は、さらにそれより低く、第三希望は、もう、なんでもいい。
背伸びができない。
上には伸びることはできないが、横には伸びることができるかも?
(カラダの話では、なくて)
長女は、いつも、高め設定の第一希望がクリアできす、泣く泣く第二希望に落ち着く。
本人は、いつも希望が叶わないことを経験し、なかばあきらめ、さめている。
そして、偶然、どれもこれも、学校も職場もマンモス、大人数のところばかり。
長男は、第一希望は、手を抜いて落ち、第二希望や第三希望は、すっとばし、
絶対確実、というよりは、なにもそこまで確実路線でなくても?という下の線で、落ち着く。
次女は、まったく周りから期待も想像もされない、かけ離れたところに、
ある日、突然、大転身する。
みんなギャンブラーにはなれない、リスキーな賭けに挑戦しない、守りタイプ。
おそらく、世の中には手堅く行く人も多いように思う。
合格した時や入社した時がピークだったら、
自分より優秀な人に囲まれ、これから長い期間、いっぱいいっぱいで、ふふーいって、
いつ緊張の糸が切れるとも限らない。
でも、人間は、楽なほうに流れるので、はじめから楽なほうを選ぶのではなく
まわりの優秀な人たちに刺激され、
仲間と同じ方向を向いて頑張る環境作りは、能力を上げるには大切なことだと思う。
ただ、その集団に入れるか入れないか、属することができるか、できないか、
それは、向上心を持つか、持たないか、本人の能力と努力にかかっている。
ちなみに、わたし本人に関しては、そういった集団とは、まったく何のご縁も、かすりもしないで・・・
評論家、批評家としての資格は、ゼロ。
(だから説得力なく、誰も聞いてくれないので、ブログで熱く力説するのみ・・・)
親の第一希望がわたしの実力とかけ離れていて、
わたしの第一希望が、親の意向に沿わなくて、両者が歩み寄り合意した学校を第一希望にした。
そこは、学力としては難易度が低くて、楽勝)
この話は、つまらない蛇足でした。
義母は、親がもっと子供の進学も就職もバックアップすべきだ、と主張する。
わたしは、義両親とはバックアップの方法が違うと思っている。
マザコン息子を再生するコースは、決して選びたくない。
本人の力を出せるようバックアップはするけれど、
それ以外のバックアップはする気がない。
自分たちの力でするべきだと考えている。
一喜一憂していた頃が懐かしい。
今では、もう夢物語。
すっかり過去のお話。
過去があって、今があり、そして未来につながる。。。。
だけど、喉もと過ぎると、忘れちゃうんですよね。
思い出すのは、かわいらしい子供の頃ばかり。
親を踏んづけて肥やし(または、反面教師)にして、大人になって成長してくれたら、まあいいか・・・