蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

2013-11-07 | 日々のこと
今日もあちこちネット散歩をしていたら、そっちのほうに膨大な時間を費やしてしまった。
気が緩むと、どうもいけません。

人の書いておられるものを読んだり、コメントしたりするのは、気楽でよろしい。
むふふ、と、いつもにんまり笑っているのだが、コメントはまったくしないブログもある。
(ほとんど、そう)
完全、完璧、パーフェクトに読み逃げ常習犯。
気楽、気楽、めちゃくちゃ気楽。

その一方、自分のブログといえば、中途半端に気分次第でほったらかして、
非常に真摯でない姿勢。
本来なら、書きかけであるなら、途中で草稿中として保存して、続きを完成させてからアップすべきもの。
でも、そんなマジメなことをしていたら、即、「ブログなんてヤダ」、となってしまう。
すみません。品質が、いたって良くないものを放出してしまっています。
というか、品質以前の問題である。


と、いつもいつもいつも助走が長い。

ちょっとした出来事を話そうとすると、娘にもよく言われる。
「おかあさん、長い長い長い前置きは、もういいから」
そう、せっつかれると、
ハナシを要領よくテキパキと、コンパクトにまとめられないわたしは、よけいに焦って、
もぐもぐ、ふがふが、えっと・・・だから、その、えっとぉ・・・となってしまう。

リレーでバトンを受け取る姿勢のまま、走っているかんじか。
受け取らないで、そのまま、じわじわ、ずっと、ちびちび走っているかんじ?
バトンを受け取り、さあ、ダッシュ、本気走り!!となった頃には、もう、ゴール。
ああ、これは、わたしのいつもの定着してしまったパターン。

と、この上記の文、これ自体が助走、序文、前置き、なのだから、
ほんとうに、困ったものである。

「序文の書き方」「プロローグの書き方」というブログを立ち上げようかしらん。

・・・
このあたりで、もう次のブログにお進みになっておられる方、多数、続出、間違いなし。
・・・

じつは、他のSNSで、「日記」と位置づけられている記事をアップした。
(ブログと同じようなもの)
で、今朝の時点での思いや、もやもやは、書いた瞬間に吹っ飛んでしまったのだ。
いま、もぬけの殻。

趣味・同好の他の人の日記へのコメント欄にも、思いを書いた。
なんか、すっきりしてしまっている。


・・・

昨日、夢を見た。

広い蔵の中。
「クラシックス」という酒造会社が経営しているレストラン&ショップに、
先日、行った、その影響だろう。
蔵を利用した店舗。
この酒造りは歴史を重ね、創業は300年以上前から。

夢では、
広い蔵の中に、戦争か災害かで大勢の人が避難してきているシーン。
そして騒動がひと段落して、彼らがいったん引き上げた後。
蔵の中は、飛行機から乗客が降りたあとのような、少し、モノが散らかっていた。
蔵の中には、美術品がいっぱい。
見たことのない、宝飾品や装飾品もずらり。
ひとつひとつは、箱の中に収められていた。
箱から、出されたような形跡もあった。

この酒造会社は、美術博物館も運営しているので、これまたその影響か。

直近に体験、見聞きしたものから連想される単純な夢だが、
ちょっと、あれこれプラスアルファのストーリー展開があった。


夢には、無意識の自分の気持ち、思いが隠されている。
自覚していないだけであって、夢を見て、はっとすることがある。
自分の深層心理のようなものに触れ、とても複雑な心境になる。

・・・

日ごろ意識していない気持ちとは言いつつ、
実際のところ、はっきりくっきり、自分で思っていることであり、
あからさまに、それを夢で確認作業を行っているようなかんじか。
自分の腹の中、こんなのです・・・あああ、と、苦笑する。

気にしていることが、浮き彫りにされる。
迷っていたり、悩んでいたり、懺悔に近いものだったり、
そういうことが夢に出る。

・・・

ひやりとすることもある。
人生の幸運、幸せは、不運、不幸と紙一重。
隣り合わせであり、ある日、オセロゲームのように逆転するのではないかと、
生きた心地がしないこともある。
恐怖であり、その恐怖を紛らわせるために、
人によっては、酒やクスリ、宗教にしがみつくこともあるだろう。

日々、マジメに生きていくしか手がない。

マジメに生きるのが、これまた至難の業である。



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