スマホ、画面にチラチラ広告。
レンタル電子漫画が多い。
一度見たものは、類似的なものが表示される仕組みなのだろう。
今朝は、ボーイズラズものと、不細工女子ものの二本を、無料立ち読みした。
ちなみに、公開されたばかりの映画「影裏」、切ないボーイズラブごころを綾野剛が目で演技していた。
女の子みたいな繊細な美しさ、清らかさ、脆さを表現しているなあ、、、と。
女の子に対するジェンダー思い込み、決めつけだけど。
不細工女子ものも、好きなんだなあ、わたし。
田舎で不細工でいじめられて、田舎から出てきて美容整形して、オシャレなショップで働く主人公。
「オシャレなショップ」と自分で書いた瞬間、昭和のニオイが、ぷ〜んとした。
ほかに書き方、あるでしょう?
昭和ズブズブのわたしには、これがお似合いだ。
というか、劣等感を感じる必要性がどこにある?
天皇陛下だって、皇后さまだって、生まれも育ちも、昭和ズブズブ。
まあ、それはそれとして、「オシャレなショップ」と書いただけで、その瞬間、すでにオシャレではないが、まあいい。
漫画ストーリー説明、回り道くねくね、ではあるが、その、オシャレなショップで働く、元、ダサい女性の物語。
第1話以後は、有料。当たり前。
なので、導入部だけ読んであとは想像、空想。
わたしは余程のことでもない限り、お金は絶対使わない主義。(ケチともいう)
(が、先日、姪っ子が使用していたLINEスタンプが可愛かったので、いつも無料スタンプばかりではどうかと思い、120円で購入した。
でもあんまり使っていない。無駄遣い)
広告には惑わされない、誘導されない消費者。
じつは、実際に描かれた漫画を読むより、イマジネーションで空想するほうが、ずっと面白い。
いろんな展開が出来るから。
若い頃は見かけが全て。
仕方ない。わたしもそうだった。
コンプレックスの塊だった。
だが、美容整形もせず素の顔で今日まで来ている。
若い過ち、誤ち、、、だ。
年齢を重ねると、外側が劣化する分、中身が充実する。
そうやってバランスを取る。
だが、中身も劣化する。
どうやってバランスを取る?
劣化した自分を愛することかなあと。
劣化して何が悪い?
誰かに迷惑かけました?
バスに乗り降りする時、モタモタして後ろの人たちに迷惑はかけることもあるだろう。
全力で頑張って乗り降りしている。これは、迷惑とは言わない。
迷惑だと感じる人がいるとすると、各人が自分のこころの狭さを自覚する、適度な材料になる。
全力でしている人に、全力以上を求めてどうする?
ただ、「わたしは全力でしているのだから迷惑だと感じる人が悪い」と、もし感じるなら、それはNG。
状況把握、客観の目を持たなければならない。
客観的に迷惑をかけているなら、どうなんだろう?
しかし、日本人は、他人に迷惑をかけたくない、と、頑なに、人の手を借りる公共サービスを拒否したり、自分1人で完結して、悲惨な結末を迎える人もいる。
抱え込まずに、甘えることも必要だ。
助け助けられる、互助会のようなもの。
出来る人が出来ない人を助ける。
だが、出来る人に負担が重くのしかかりすぎることは、よくある。
難しい問題だ。
バランス。
若者には年寄りの苦悩は理解できない。
昔から言われ続けていることだ。
かつて自分がそうであったように。
話はまたまた元に戻るが、、、
立ち読み電子コミック。
若い人向きだと思う。
なので苦笑することが多くても、致し方ない。
やがて、歳を重ねたらわかることでも、若いうちは、わからない。
そういう目で、価値観の相違や違和感、ギャップを楽しむのも、ひとつの鑑賞法だと思う。
目先のことに振り回されるのが、若さの特徴かなと。
達観している若者は、もはや若者らしくない。老成感あり。
物事を悟り過ぎると面白くないかも。
なんでも、「そういうものだ」などと片付けたら、動きが無さ過ぎる。
無駄なことを必死でするのが、妙味なんじゃないかと思う。
ちなみに、わたしは何にもしないから、これはいかがなるものか。
人にはたくさん同時にタスクがあり、タスクの優先順位をどう付けるかが、その人の価値観。
選択基準こそ、価値観の表れ。
ゲームで新しいキャラクターが登場して、忙しくなったと嬉しい悲鳴をあげている人もいる。
タスク上位にゲーム。
どんなものが上位に来るかで、その人の幸せ基準が推し測られる。
ちなみに、わたしの直近のタスクは、寝る前のインナーマッスル・トレーニングと、耳浴10分が加わった。
(※耳浴とは、先週、耳鼻科を受診して処方された液体薬を耳の中に数滴落としてしばらく耳を上に横たわり、じっとしておくこと)
楽しみでもなんでもない、憂鬱なタスクではあるが、自分のことなので仕方ない。
自分のタスクは、自分の身体を生き長らえさせること。
ついに、生きるために、生きることを目的にして生きている段階に移行している、入り口に来たのかと感慨深い。
(インナーマッスル・トレーニングは、体幹を鍛える、趣味関係のボディ作りのためであり、生き長らえるためではない)
生きるため以外に目的を持たないと面白くない。
生き甲斐は、「生きること」というのも、万人に共通するから悪くないが、その生き甲斐すら失っている人もいる。
そういう人々の暗い惨状を報道などで知ると涙が頬を伝う。