時事ネタは、いつもさらりと書くことがあるが、今回の時事ネタには触れたくない。
直接的な関わりがありすぎて、心身にかなり甚大な影響を及ぼしている。
世界中の皆んなが同じように影響を受けているだろう。
と言っても、わたしは政府高官でも、会社の経営者でもない。
が、一人一人が人ごとではない。
昨夜も学童保育、小学校へお迎え、引き取りに行った。
両親共に仕事が忙しく、三月は年度末で特に。
小学一年の孫Aと、雨の中をとぼとぼ歩く。
色々話しかけるが、返事は無し。
行きは時間がなかったので、ショートカットの道をひとりで急いだ。
だが、近道は、人っこひとり通っていない、人影のない怖い道だった。
いくらわたしが若い女性ではないから関係ないとも思えず、帰りは住宅街のほうを通ったため、距離が長い。
やたら遠く感じた。
各家々、門灯や、エクステリアの照明が落ち着いた夜の雰囲気を深める。
豪邸もあるが、売り家が二軒もあった。
売り家としては、新物件だ。
ずっと前からその家の存在は知っている。
その他にも、30年以上前から知っている家が取り壊され更地になっている物件もチラホラ。
中には、本来は協定違反になるのだが、二分割や三分割されて売られているものもあり、若い世代が購入しやすいのでウエルカムだ。
住民の世代、新旧交代、、、とまでは残念ながらいかない。
若い世代は圧倒的に少ない。
去る方が多く、入る方が少ない。
高齢化だけでなく、人口は年々、確実に減少する一方。
寂しいなあ、、、
孫Aと、とことこ歩いていると、途中で雨もやんだ。
孫Aの家が見え、孫を無事送り届けた。
が、真っ暗な家に入り、室内の電灯をつけると、孫Aは、いつもになく珍しく、「パパや、〇〇たち(きょうだい)が帰ってくるまで、ばあちゃん、ウチにいて」と言う。
わたしが誘導質問したからか?
「ばあちゃん、帰るけど、いいかな?
それとも、パパたちが帰るまでいたほうが、いい?」
そこまで言われたら「ばあちゃん、帰っていいよ」とは言わないだろうけど。
30分ばかり、電車の本に載っている鉄道路線地図を見たり、パズルの説明をしてくれたりしていた。
彼は、今日は学童保育に勉強道具しか持っていかなかった。
コロナの影響で、子供同士は遊ぶものの貸し借りは避けているため、各自、家から持参することになっていた。
孫Aは持っていけなかったため、一日中、遊べなかった。
オヤツも持参してない子は無し。
孫Aが学童保育の場所に連れて行かれたのは、朝イチで、まだ誰も来ていなかったそうだ。
そして引き取りは、一番最後。
可愛そう。
一日、退屈だったことだろう。
いつまで?という読みができないので、困る。
いましばらくなのか、腹を据えて一年このままなのか、ずっと二、三年なのか。
世の中の皆さんと同じような曇った心配事、悩みをシェアしている。